6回で6安打2失点という成績で、4月22日の中日戦以来、4試合ぶりの3勝目をマークした
この試合は井上にとって阪神戦での初勝利となる
試合は巨人が序盤からリードを奪い、0―0の状態から迎えた4回に、無死一、二塁から8番の浅野が適時打を放ち、チームは28イニングぶりに先制点を挙げた
続けて井上自身も遊ゴロで1点を追加し、吉川の適時打も加わり、一挙に4点のリードを築いた
井上は試合後のヒーローインタビューで「野手の皆さんが4点という大きな点を取ってくれて、楽にピッチングすることができたので本当に感謝したいです」と、チームメイトへの感謝の思いを語った
自身の投球に関しては、「粘り強く低めにていねいに投げます
ランナーが出ても我慢して投げ続けようと思っていたので、それができて良かったです」と振り返った
試合の終盤、7回には2番手投手の中川が2失点し、1点差に迫られたが、その後は田中瑛、大勢、マルティネスの継投が光り、最終的に巨人は5―4で勝利を収めた
井上は「自分は勝利から遠ざかっていたので、中継ぎの皆さんも必死につないでくれて、みんなで勝ち取った勝利だと思います」と喜びを隠せなかった
井上投手は高校時代に縁のなかった甲子園で先発として初登板し、「本当に素晴らしい球場で投げさせてもらって、このように勝ちが付くことができて嬉しいです」と語った
試合終了後、「皆さん、夜遅くまで試合を見に来てくださり、本当にありがとうございます
ジャイアンツも1位を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」とファンに呼びかけた
今回の井上温大投手の活躍は、特に強力な打撃陣に支えられた結果です。4点を奪ったことで、投手としてのプレッシャーが軽減されたのかもしれません。また、若い投手が甲子園の舞台で勝つことは大きな自信につながるでしょう。これからの彼の成長が楽しみです。
キーワード解説
- 先発登板とは？：野球において、試合の最初から投げる投手のことを指します。
- 自責点とは？：投手が与えた得点のうち、投手の責任と考えられる点を言います。
- ヒーローインタビューとは？：試合後、主に活躍した選手が行うインタビューのことです。
- 継投とは？：試合中に投手を交代することを指し、戦略の一環として重要です。
