２回表、無得点で迎えた１死の場面、板山選手は初球の直球を振り抜き、ライト方向に放り込んだ
その打球は右翼席に届き、観客を沸かせた
「甘い球がきたら積極的にいこうと思っていた
そんな何球も打てる球はこないと思っていたので、最高の形になってよかった」と板山選手は試合後にコメントした
彼がこのシーズンに放つ２本目のホームランであり、前日の試合での大敗を吹き飛ばす重要な一撃となった
板山選手は、試合のわずか３日前に行われた巨人戦でも初球を狙って逆転ホームランを打っており、「チャンスは１球しかないと思っているので、ワンスイングでいきたいと思っていた」と語っている
彼はもともと打席であれこれ考えてしまうタイプであったが、現在はシンプルに結果を求めるスタンスに変えている
「今はダメなら仕方ないという気持ちでやっています」と続ける板山選手
阪神タイガースから自由契約となって中日ドラゴンズに入団して２年目、彼は過去の苦い経験をバネに、更なる成長を目指している
板山選手の試合中の決意とプレースタイルが印象的です。過去の経験を踏まえた戦略的なバッティングは、若い選手たちにも良いお手本となるでしょう。これからの成長が非常に楽しみです。
キーワード解説
- 板山祐太郎とは？ 中日ドラゴンズに所属する野球選手で、打撃においては初球を狙うことが多い選手として知られています。
- ホームランとは？ 野球の用語で、打者が打ったボールがフェンスを超えることを指し、打者にとって最も得点につながるプレイです。
- 初球打ちとは？ 打席に立った際、投手が投げた最初の球を狙って打つ戦略で、チャンスを逃さない俊敏な判断を必要とします。
