ロッテ・澤田圭佑、進化するスライダーとスプリットで新たな可能性を示す

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ロッテの澤田圭佑投手が、今季のシーズンでスライダーとスプリットの両変化球に対する手応えを掴んでいる

昨年10月31日の取材では、スライダーを大きく横に曲げるバージョンに変更し、成果を得ていると語った

特に、スライダーのフォームを指導している黒木知宏投手コーチのアドバイスを受け、インプレッションが明確になったと言う

澤田は、変化球にさらなる進化をもたらし、今季の開幕戦から印象的なパフォーマンスをしている

例えば、4月18日のヤクルト二軍戦で投じたスライダーは126キロを計測し、続いて4月26日のDeNA二軍戦では131キロという球速を示した

これについて澤田は、「実際には球速差は見られない」と語っているが、その実力には変わりがない

5月14日の楽天戦では、自身の今季初登板で浅村栄斗選手をスライダーで見逃し三振に仕留め、その出来栄えに自信を深めている

また、彼の変化球にはスプリットと呼ばれる落ちる球も含まれており、特に最近の登板ではその球速が上昇していることが確認された

澤田はこのスプリットが今後の鍵になる可能性が高いと考えている

背景には昨年の吉井理人監督からのアドバイス「BESTよりGOOD」の実践があり、技術的な向上を目指した結果が表れている

澤田は「今はいい感じ」と述べており、夏以降のさらなる進化に期待がかかる

気になるのは、リリーフ陣の強化と若手選手との競争だが、澤田の存在がブルペンを大きく支えることになる期待が高まっている

澤田圭佑選手の進化が試合にどのように影響するかが注目されます。スライダーとスプリットという二つの変化球が、これからのシーズンでどれだけ威力を発揮するのか期待されます。特に若いリリーフ陣と力を合わせることで、ロッテのブルペンの安定感が増すでしょう。
キーワード解説

  • スライダーとは?投手が投げる変化球の一種で、横に曲がる特性がある。打者にとってはその軌道を読みづらい球種です。
  • スプリットとは?スプリットフィンガーファストボールの略で、放たれた球が急激に落ち込む変化球。バッターにとって非常に打ちにくい球です。
  • リリーフとは?試合中に先発投手に代わり投げる投手のこと。勝利を狙うために重要な役割を果たします。

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