日本ハムが台湾の至宝・孫易磊と支配下選手契約を結ぶ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本ハムは5月22日、育成選手として2年目を迎えた右腕・孫易磊(スン・イーレイ)投手(20)と支配下選手契約を締結したと発表した

孫選手は、昨シーズンのイースタン・リーグで見せた圧巻のパフォーマンスから、「台湾の至宝」として注目を集める才能を持つ選手である

新たな背番号は196から96に変更され、エスコンフィールドでの会見では日本語で感謝の意を伝えた孫選手

「すごく、うれしいです」と喜びを表現し、契約の知らせを「ウエートトレーニングの休憩中に聞きました」と明かした

会見には新庄剛志監督(53)が同席し、孫選手の家族と握手を交わした

監督はこの日の楽天戦において、「先発予定の古林(グーリン)が8回まで投げ、その後にイーレイが締める予定」といった驚きのプランを発表

古林がノーヒットノーランを達成した場合には、孫選手が翌日に出場する可能性も語った

孫選手は今季、イースタン・リーグで7試合に登板し、5試合が先発となり、2勝0敗で防御率は1.35という素晴らしい成績を残している

特に、ヤクルト戦では先発として6回無安打無失点と素晴らしい投球を披露し、各方面から高く評価された

この試合では、継投によるノーヒットノーラン達成にも貢献した

これにより、日本ハムは今季、育成から支配下選手へと昇格させた選手が2人目となり、70人が上限の支配下登録人数は現在68人となっている

孫易磊選手のプロフィール

生年月日 2005年2月10日
出生地 台北市
身長/体重 183センチ / 93キロ
投打 右投げ 左打ち
年俸 600万円(推定)
兄弟 孫易伸(台湾・台鋼の外野手)
今回、孫易磊投手が日本ハムと支配下選手契約を結んだことは、台湾の野球界にも大きな影響を与える出来事です。今後、彼がどのような成績を残し、チームに貢献していくのか、多くのファンが期待しています。また、彼の登場によって、野球が台湾と日本の交流をさらに深める機会となることも興味深い点です。
キーワード解説

  • 支配下選手契約とは?:プロ野球において、育成選手が正式にチームの一員として契約されることを指します。これにより、選手は試合に出場する権利や報酬を得ることができます。
  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍リーグの一つであり、主に若手選手や育成選手の成長を促すための場とされています。
  • ノーヒットノーランとは?:公式戦において、相手チームに一安打も許さずに試合を完投する投手の偉業です。非常に珍しく、達成した投手は特別な存在として知られます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。