中日ドラゴンズの新守護神、松山晋也投手が語る理想のクローザー像とマインドセット

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月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、野球中継を担当する光山雄一朗アナウンサーが独自の取材を基に中日ドラゴンズの情報を詳しく紹介しました

本放送では、今シーズンからドラゴンズの新しい守護神として活躍する松山晋也投手に焦点を当て、彼の理想のクローザー像やマインドについて話を聞きました

理想のクローザー像は「横綱のピッチャー」

松山投手が思い描く理想のクローザー像は、相手を寄せ付けない強さを持つ「横綱みたいなピッチャー」です

彼は自身のストレートの強さや変化球の精度について「まだ全てにおいて足りない」と自己分析し、さらなる成長が必要であることを感じています

さらに、具体的な目標設定については、「誰かを設定すると、自分がそこを越えられなくなるから、目標をあえて決めない」と語り、この返答に対して周囲も驚きを隠せない様子でした

逆境からの切り替え力

昨シーズンは8回の勝ちパターンで投げていましたが、今年は9回のクローザーとしての役割を担う松山投手

彼は、最後のイニングを投げるという責任感の中でも、抑え特有のマインドを強調しました

例えば、3点リードの場面で1点を取られた際には良い意味で心の切り替えができると話しています

現在の被打率は2割台半ばであり、これを解消するために選択肢を増やす必要があるかもしれないと自らのプレーを反省しています

しかし、ここまで15セーブでリーグトップの成績を収めており、その安定感は目を見張ります

彼は、「クローザーの役目は1点でも上回ってゲームを終わらせること」と力強く語り、ファンやチームメイトの心強い存在としての自覚を見せました

松山晋也投手の理想のクローザー像や、肩の力を抜いたマインドセットは、彼の成長意欲と責任感を示しています。彼は目標を厳密に設定せず、常に自分自身を高める意識を持っている姿勢が印象的です。また、相手チームに対するプレッシャーを和らげる考え方も、精神的な強さを育む一因となっていることでしょう。
キーワード解説

  • クローザーとは?試合の最後を担当する投手で、ゲームの勝敗を左右する重要な役割を果たします。
  • 被打率とは?投手が投げたボールで打たれたヒットの割合を示す指標で、成績を分析する上で重要です。
  • セーブとは?9回の最終回でリードを守り、試合を締めくくることで記録される功績で、クローザーの役割の一部を示します。

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