この試合、彼は無死一塁の場面で、阪神の主砲・大山に対して投じたカットボールが捉えられ、逆転の２ランホームランを献上してしまいました
しかし、その後は気持ちを切り替え、無失点の投球を続け、結果的に６回を投げて２安打とし、２失点（自責点は１）に抑えました
試合中、山崎投手は「点を取ってもらった直後に本塁打で逆転をされてしまったことが反省です」と振り返る昨今の若手有望株として、甲子園では未だ勝利がない状況を受け止めつつ、味方が同点に追いついたことで負けは消えました
彼はこの試合も含め、今季先発登板８試合で５勝（１敗）を挙げ、防御率は驚異の１．２１
特に最速１５１キロの直球と変化球であるフォークやカットボールを低めに集め、無駄な四球を出さずに試合を構築する安定感が光ります
次回登板では自身の白星を手にすることを目指し、日々のトレーニングに取り組む姿勢を示しました
（水上 智恵）山崎投手は甲子園の地元選手として期待されており、今季の彼の投球内容は非常に安定しています。残念ながら初勝利を逃しましたが、力強い内容の試合を披露し、次の登板への意気込みを見せています。このような前向きな姿勢は、これからの成長と勝利に繋がることでしょう。
キーワード解説
- カットボールとは？：カットボールは、スライダーに似た球種で、打者に対して外角から内角に切れるような投球です。打者のタイミングを外すための効果的な球種です。
- 防御率とは？：防御率は、投手が自責点を与えた際の試合における成績を表す指標です。通常は、投球回数に対して自責点を計算し、1試合あたり何点の得点を許しているかを示します。
- 奪三振とは？：奪三振は、投手が打者を strikeout させることで、アウトを取ることを意味します。三振を奪うことは投手の実力を示す重要な指標とされています。
