これにより、西武はロッテを力で圧倒し、6-1で勝利を収めました
今井投手は、3点の援護をもらった後の1回で制球に苦しむ場面もありました
1死一、三塁のピンチを招いたものの、「何とかゼロで終わりたかった」と語るように、ここからギアを上げ、全力で三振を狙いに行きました
まず四番バッターの安田尚憲選手との対戦では、159キロの直球を3球続けた後、158キロの直球で空振り三振を奪いました
さらには、5番のソト選手に対しても初球に160キロを計測する高めのボールを投じ、連続で直球で追い込んだ後、変化球で空振りを奪うという見事なピッチングを見せました
「球速は気にしていない」と涼しい表情で振り返る今井投手は、8回を投げて1失点に抑え、今季5勝目を挙げ、リーグトップタイに並ぶ成績を収めました
今季の好成績の要因には、「脱力」の効果を挙げており、力を抜くことで球速が上がったと分析しています
また、今井投手の安定感は素晴らしく、今季の全9試合で7回以上を投げ、2失点以内に収めるという数字は、圧巻と言えるでしょう
彼の圧倒的なパフォーマンスには米大リーグからの熱視線も注がれています
今後の活躍から目が離せません
【牧野大輔】今井達也投手の圧倒的なパフォーマンスは、ファンや専門家から高く評価されています。特に自己最速の160キロを出したことは、彼の能力の高さを証明しており、今シーズンの西武の勝利に大きく貢献しています。脱力を意識した投球スタイルも、今井投手のさらなる成長に繋がっているのではないでしょうか。
キーワード解説
- エースとは?:プロ野球において、チーム内で最も優れた投手を指します。エースは通常、重要な試合に先発し、勝利をもたらす役割を担っています。
- 制球とは?:投手がボールを投げる際、狙った場所に正確に投げる能力を指します。制球が良いと、相手バッターを抑えるのが容易になります。
- 脱力とは?:体の力を抜くことを意味します。投手がリラックスした状態で投げることで、よりスムーズな投球が可能となり、球速が向上することがあります。
- 防御率とは?:投手が与えた得点を表す指標で、少ないほど優れた成績を示します。一般的に、防御率は9イニング(1試合)あたりに与えた得点を基に計算されます。

