試合前の状況
2025年5月25日、広島カープは降雨の影響で前日試合が中止されたため、先発投手の床田寛樹が今季初のスライド登板に臨むこととなった床田は現在、チーム最多の4勝を挙げているが、最近2試合で1イニング内に複数失点を喫するなど、調子を落としている
前回の阪神戦では5回を投げて4失点、今季8試合目にして初めて「クオリティースタート」を逃した
この試合での好投が求められる
対DeNAの成績と課題
今季4度目の対戦となる横浜DeNAベイスターズとはこれまで1勝1敗と互角の成績を残しているが、床田は防御率2.11と抑えているものの、DeNAの中軸には油断できない特にオースティン選手は5打数2安打2打点という成績を残しており、佐野選手と牧選手はそれぞれ9打数3安打、打率.333と打たれている
よって、この試合では連打を許さないことが最少失点に貢献する重要なプレーになる
DeNAの先発投手と打者のパフォーマンス
DeNAは先発投手として東選手を起用する東選手は今季広島戦で3度登板しており、その成績は2勝、防御率2.33と優れたもの
広島の打者たちの個々の成績は悪くはなく、特に菊池選手は9打数5安打(.556)、小園選手は10打数4安打(.400)、末包選手は6打数3安打(.500)、坂倉選手は3打数2安打(.667)という好成績を残している
特に小園選手は、最近新井監督からの指導を受け、復調のキッカケを得ることが期待される
昨季は対戦打率.519と好相性を示しており、今回も期待が高まる
文:前原淳広島が床田投手をスライド登板させる中で、DeNAの選手たちが打撃力を発揮できるかが注目される。特に小園選手が東投手との相性が良いことから、両チームの駆け引きが楽しみだ。今後の試合の流れを決める重要な一戦になるだろう。
キーワード解説
- スライド登板とは?:通常のローテーションから外れて、別の試合に先発すること。選手の体調や試合の状況によって行われる。
- クオリティースタートとは?:先発投手が6イニング以上を投げ、3失点以内で抑えること。チームにとって必要なパフォーマンスの一つ。
- 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、9イニング(1試合)あたりに許した自責点の平均。数字が低いほど投手のパフォーマンスが良いとされる。

