この試合で、戸郷投手は中4日での先発となりました
初回には先頭打者からヒットを許したものの、持ち味であるフォークボールを巧みに織り交ぜて無失点で切り抜けました
特にフォークボールは、打者のスイングを外し、空振りを誘う力強い球種として知られています
2回には、1アウトからヤクルトの茂木栄五郎選手に対して10球の粘り合いの末に四球を与えてしまいましたが、さすがの戸郷投手はその後の打者を封じ込め無失点を続けました
逆に巨人打線は2回裏に攻撃を始め、四球とヒットで1アウト2、3塁の絶好機を作り出します
ここで浅野翔吾選手がタイムリーを放ち、2点を先制しました
また、戸郷投手自身も送りバントを成功させ、続く増田陸選手のタイムリーでさらに3点目を追加しました
しかし、直後の3回表には戸郷投手が2アウトからヒットを浴び、続く打者のヒットとキャベッジ選手の悪送球も絡み、2アウト2、3塁のピンチを迎えます
ここでオスナ選手にタイムリーを打たれ、1点差に迫られました
それでも巨人打線は再び3回裏に反撃
先頭打者からの四球とヒットで好機を作り、相手のエラーも絡みながら2点を追加し、リードを広げました
戸郷投手は6回を108球投げ、被安打7、奪三振4、与四球1の成績で勝利投手の権利を得た状態で降板しました
今季の1勝目となる戸郷投手の今後に期待が寄せられています
今回の戸郷投手の好投は、彼の成長を証明するものと言えるでしょう。特にフォークボールの使い方や、粘り強いピッチングが際立ちました。野手のサポートもあり、見事な勝利を収めたことはチームにとって良い流れとなるでしょう。今後の試合でも彼の活躍が期待されます。
キーワード解説
- フォークボールとは？: フォークボールは、ボールが急に落ちる変則的な球で、打者を惑わせるために投手がよく使う球種です。
- タイムリーとは？: タイムリー打は、走者が得点圏にいる状況で打たれた安打のことを指します。得点を取るために非常に重要な打撃です。
