ロッテ、完封負けで今季ワーストの11度目の敗北

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<ロッテ0-8西武>◇25日◇ZOZOマリンスタジアム ロッテが西武にリーグワーストを更新する今季11度目の完封負けを喫した

吉井理人監督(60)の打開策がはまらなかった

2点を追う5回、藤原の四球と藤岡の右前打で1死一、三塁とした場面で、打者は3番の池田

ここで吉井監督が指示したサインは「一塁ランナーとのエンドラン」だった

エンドランとは、一塁走者がスタートを切って走り始めることで、打者が投手の投球を見ながらバッティングを行う戦略である

しかし、池田は外角低めに沈むチェンジアップに空振り三振

エンドランのため遅いスタートを切った一塁走者の藤岡は、走塁のミスでアウトになり、三塁走者の藤原が本塁へ急いで走った結果、三振併殺が成立してしまった

吉井監督は試合後、「池田が空振りしたんですけど、あそこは変化球カウント

変化球が来ると思っていたが、ストライクゾーンには投げてくると思った」とサインを出した背景を説明した

実際には、ワンバウンドのフォークとチェンジアップが3球続き、次の投球でストライクゾーンに投球してくると予想しての判断であった

池田はカウント2-2からの5球目で、チェンジアップが確かに低めのストライクゾーンに来たが、結果的に空振りに終わった

吉井監督は「緩い球をゴロを打つのは難しい

あそこでサインを出した方が悪い

選手たちは一生懸命やってくれたと思います」と責任を背負った様子だった

これによりロッテは通算16勝27敗となり、今季の借金は11に達し、これもワーストタイとなった

これからの試合でどのように立て直すのかが注目される

ロッテの試合は、監督の戦略がうまく機能しない典型的なケースを示しています。選手たちの努力にもかかわらず、采配が実を結ばないことはスポーツ界では珍しくありません。今後、チームがどのように修正し、反発していくのかが非常に重要です。
ネットの反応

ロッテが完封負けを喫し、吉井監督の采配について多くのコメントが寄せられています

ファンからは、攻撃的な小技を試みる姿勢が評価される反面、具体的な采配や選手のパフォーマンスに対する批判も相次ぎました

特に、試合中のエンドランや重盗のサインが結果的に失敗に終わったことについて、「結果論として失敗を責めるべきではない」といった意見や、「サインを出した監督に責任がある」といった意見が入り混じっています

また、「何もしなければ勝てないが、今までの練習で試していない戦術を採用したところで選手たちは戸惑う」といった現状を嘆くコメントも目立ちました

このようなコメントの中には、若手選手を育てることを優先する意見や、来シーズンへの期待を込めたものもありました

しかしながら、選手の能力不足や監督の判断遅れへの不満が強く、シーズン途中での築き上げた信頼感の低下が伺えます

今後は選手の練習方法や、監督の采配がどう改善されるのか、ファンの関心が高まっています

全体として、ファンはチームの現状を受け止めつつも、未来への希望を捨てていないことが明らかになりました

ネットコメントを一部抜粋

  • 失敗は結果論だし、どんどん攻めていけば必ず勝つ試合もついてくる。
  • 監督の采配が勝負を分けた形になったが素人采配が多すぎた。
  • キャンプから練習時間が短く、選手任せだったと聞く。
  • 今年は若い子たちを育てればよいと思っています。
  • その前に何でポランコがスタメンなの?
キーワード解説

  • 完封負けとは?:完封負けとは、試合で得点を全く挙げられずに敗北することを指します。相手チームが得点を重ねて勝つ中、負けたチームはピッチャーと打線の両方の働きが不十分だったことを示します。
  • エンドランとは?:エンドランは、走者が投球と同時にスタートし、打者がそのタイミングで打ちに行くプレーです。走者が次の塁を狙うことで、バッターにプレッシャーをかける戦略です。

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