試合は延長12回引き分けとなったが、彼の堅実な投球は注目を集めた
5回を過ぎると足がつるという課題を克服し、98球を投じて非常に安定した内容を見せた
細野投手は、特に初回のピッチングで目を引いた
先頭打者の小森を外角高めの直球で空振り三振に斬った後、続く小深田も外角低めの直球で見逃し三振に仕留めた
彼は「狙いにいきすぎると良くないこともあるので、振ってくれと思いながら投げました」と振り返った
さらに、6回には前日に2000安打を達成した浅村選手を内角へのチェンジアップで空振り三振に奪った
最終的に細野は7回を投げ3安打5奪三振1失点という内容で、マウンドを降りる際にはチームへの貢献を強く感じたに違いない
同期の進藤選手との好コンビネーションも生かされ、2回の投球を終えると、進藤選手から「もっと腕を振っていこう
まとめようとしすぎないようにして、ファウルを打たせるようなイメージで」と激励された
5回には先制点をもらっても、直後のマウンドで鈴木大、阿部、村林の中軸を3者凡退に封じたことが、自信を深める要素となった
1失点は犠飛によるもので、救援陣にスムーズにバトンを渡せた
自身のスタミナ問題については、新庄監督の指摘にもあったが、マグネシウムを摂取することで克服した
試合前と中にマグネシウムを摂取し、自己最高の98球をマウンドで投じたことも大きな成長を示している
今後は一度1軍登録を抹消される予定だが、「やることは変わらないので
これを続けていけたら」と意気込みを語った
プロ初勝利はまだだが、彼のパフォーマンスは確実に向上している
細野投手の投球内容は、彼自身の成長を示すものであり、特に7回を投げ切ったことは大きな成果です。足がつるという課題を克服するために、本人が工夫をしながら努力している様子も印象的です。次回の登板でぜひ初勝利を手にしてほしいものです。
キーワード解説
- 自己最長とは?自己最長とは、選手がこれまでのキャリアで記録した最高の公式記録のことを指します。この場合、細野投手が自身のキャリアで達成した最も長い投球回数を示しています。
- 奪三振とは?奪三振は、ピッチャーが打者を三振に打ち取ることを指します。打者がバッティングすることなくアウトになるため、ピッチャーの投球技術の指標としてよく使われます。
- 救援陣とは?救援陣は、先発投手が試合を投げ終わった後に出てくるピッチャーたちのことを指します。その役割は、試合の後半を守りきることで、試合の勝利を目指します。

