阪神打線が九回に4点を奪取し、湯浅は登板2試合連続となる今季2勝目を挙げた
湯浅選手は、「(先発した)伊原がすごくいい投球をしてくれていたので、何とかいい流れを持ってこようと思って頑張った
0点で抑えられてよかった」と試合後にコメント
7回の登板では、まず代打・板山を149キロの直球で見逃し三振に仕留め、その後木下を遊ゴロ、山本も150キロの直球で打ち取った
8回には先頭打者に右前打を許したものの、続く2死一、二塁の場面でカリステをスライダーで右飛に仕留め、ガッツポーズを見せた
湯浅の登板に特に感慨深さを感じたのは、交代でマウンドに上がった中日・福選手の姿だった
福選手はかつて国指定の難病「黄色靱帯骨化症」に苦しみ、昨年8月に手術を受けた経験を持つ選手で、湯浅は彼に食事やトレーニング法を細かく伝授してもらったことを明かす
「きょうの練習前にも、時間はちょっとしかなかったけど、いろんな話をしました」
この日は同じマウンドに立つことができた
湯浅選手は、「自分は勇気をもらいながらリハビリとかも頑張れた
自分もそういう存在になれたら」と今後の目標を語り、同じ病と闘うDeNA・三嶋選手やロッテ・岩下選手へのエールも送った
これまでの復帰後11試合連続無失点という素晴らしい成績を収めたいっぽう、湯浅選手の復活劇はまだ始まったばかりである
この記事では阪神の湯浅京己選手の復帰からの活躍が強調されており、同じ病気を経験した福選手との連携が印象的です。仲間同士の支え合いが、選手にとってどれほど重要かを再認識しました。今後の試合でも彼の活躍に期待したいです。
キーワード解説
- 黄色靱帯骨化症とは? 人体の靱帯が異常に骨化する病気で、痛みや運動制限を引き起こす。
- イニングまたぎとは? 同じ投手が複数のイニングを投げる行為で、リリーフピッチャーが行うことが多い。

