試合は1-1の同点で迎えた8回、坂本選手が決勝の2点適時打を放ち、勝利に大きく貢献しました
この試合では、国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」から復帰後初めて回またぎで登板した湯浅選手が、2回を無失点に抑え、早くも2勝目を挙げています
これにより、阪神は2勝1敗でカードの勝ち越しを決め、首位をキープしました
この日、阪神は4番の佐藤選手をプロ初の左翼で起用し、ヘルナンデス選手が6番・三塁で来日初スタメン出場を果たしました
デイリースポーツの評論家、中田良弘氏は「ヘルナンデスは低めの変化球に手を出さない
右投手でもスタメンに入れるべき」との見解を示しています
来日初スタメンのヘルナンデス選手は、試合中の戦いぶりも注目に値しました
第1打席では遊ゴロの併殺打に倒れましたが、第2打席では追い込まれた状況の中で相手の誘い球に手を出さず、四球を選んで先制点に繋げました
特に、新外国人選手が日本の野球に適応する中で、平田2軍監督の指導をしっかりと受け止めている様子が伺えました
ヘルナンデス選手は、相手バッテリーの攻め方を変えるために、低めの変化球に手を出さない姿勢を貫き、7回の第3打席では少し浮いた変化球を捉え、左翼線二塁打を放ちました
左腕の松葉選手が先発という状況もあり、スタメン起用が奏功した形です
前川選手が2軍に落ちた今、ヘルナンデス選手の6番打順は鍵を握ることになるかもしれません
右の代打が減る影響はありますが、相手投手が左の場合には経験豊富な糸原選手も使用できるため、ヘルナンデス選手をスタメンに据える価値は高いと考えられます
阪神の勝利は、選手たちの成長とチームの団結力を示すものとなりました。特にヘルナンデス選手の適応力は、今後の活躍に期待が持てるものです。近年の試合の流れを考えると、阪神の攻撃力が上がりつつあるのは朗報と言えるでしょう。監督やコーチ陣の指導も功を奏しているようで、今後の試合でも選手たちのパフォーマンスに注目です。
ネットの反応
阪神タイガースのヘルナンデス選手が来日初スタメンを果たしたことについて、多くのファンや評論家がコメントを寄せています
彼に対するコメントでは、選球眼の良さや変化球を見逃せる能力が評価されており、これからもスタメンで起用されるべきとの意見が多いです
「打てる助っ人」として期待が寄せられ、特に長打が求められる6番打者としての起用が望まれています
また、ヘルナンデスのパフォーマンスがチーム全体に良い影響を及ぼす可能性が高いと考えている人も多いです
さらに、彼の守備や他の選手との兼ね合いについての意見も見られ、スタメンとしての役割を果たすために外野の守備練習も必要ではないかとの指摘がありました
試合の重要なポイントとして、交流戦における彼の使い方が今後の勝敗に大きく影響する可能性があり、多くのファンが注目しています
ネットコメントを一部抜粋
ヘルナンデスは4打席与えて、結果を出す選手やわ。
二軍てレフトを守らせなかったのは首脳陣の落ち度。
「阪神が優勝するには?」という質問に金本さんが、外国人3人補強、競争させる。
ヘルナンデス選手の選球眼の良さ及第点を与えて、今後のスタメン起用を推奨している。
調子が悪くなれば落ちる球にバットも回る。
キーワード解説
- 胸椎黄色靱帯骨化症とは?:胸椎の黄色靱帯が異常に硬化してしまう病気で、痛みや歩行の困難を引き起こす難病です。
- 適時打とは?:ランナーがいる状況で得点に繋がるヒットのことを指し、試合の流れを大きく変える重要な一打となります。
- 四球とは?:投手が投げるボールに対して、打者がバッティングをしないでファウルを起こさない場合に与えられる1塁への進塁のことです。

