巨人スカウト部長が語る2017年ドラフトの秘密:清宮幸太郎、安田尚憲、村上宗隆

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1980年代から90年代にかけて巨人で活躍し、その後さまざまな役職を歴任してきた岡崎郁氏(63歳)が、2017年のドラフトの裏話を明かしました

彼がスカウト部長に就任したのは、2016年オフ

当時、巨人には全国の各地区を担当するスカウトが約10人おり、ドラフトに向けて選手の評価作業が行われていました

ドラフト候補のランキングと選手の評価

岡崎氏は、全国を回りながら次年度の候補リストを作成し、おおよそ180人の選手を選考の対象にしていました

選手は特A、A、B、Cといったランクに分けられ、実際に現地で選手を観察することが重要な役割でした

このように各選手の実力を評価することが、ドラフトに向けてのスカウトの役割です

2017年ドラフトの目玉選手たち

2017年ドラフトでは、清宮幸太郎(早稲田実業)、安田尚憲(履正社)、村上宗隆(九州学院)の三人が注目される「高校ビッグ3」として知られていました

特に清宮は甲子園での活躍が目立ち、高く評価されていました

岡崎氏は「評価の高さはダントツで清宮でした

次が安田、村上は3番目でした」と述べています

村上選手がスカウトによって評価された理由

村上選手の快足や運動神経の良さは評価されていますが、巨人が彼を指名しなかった理由は、球団戦略の変化にありました

以前は一本釣りのように高評価の選手を優先して指名する方針でしたが、周囲の意見を受けて最も評価の高い選手を指名するスタイルへと変更していました

この結果、清宮を指名する決断が下されたのです

岡崎郁氏のインタビューを通じて、2017年ドラフトにおける巨人の選手評価や戦略の変化が浮き彫りになりました。特に、清宮幸太郎選手の高い評価には、甲子園での活躍が大きく影響していることが理解できます。しかし、村上宗隆選手が期待されながらも指名されなかった経緯は、球団の方針と環境の変化が要因であることを示しています。
ネットの反応

元巨人スカウト部長が語った周東佑京を指名しなかった理由に対し、コメントの多くは巨人が他の選手、特に清宮幸太郎や村上宗隆を優先していたことが影響したとの指摘が多く見受けられました

特に、周東選手がソフトバンクと相思相愛だったとする背景があり、その選手を育成での指名にしてしまったことに対して「本指名をすればよかった」という意見もありました

また、岡崎氏のトークショーでの言及や、スカウトの意図の難しさを理解する声も多く、その中で「理論通りにはいかないのがドラフト」との見方もありました

ドラフトの選手選考は時に結果論として捉えられがちで、特に村上選手の成績が出た今、過去の選択がどうだったかが議論されています

周東の育成指名、また村上や清宮を優先したことで、どのような影響があったのか分析するコメントも多く、選手の成長を見守る必要があるとの見解が広がっていました

ドラフト後の選手の動向は難しいもので、巨人が村上や清宮を指名していた場合の未来の可能性についても意見が分かれています

タラレバの議論も多くあり、「結局、今後どうなるかわからない」といった声も印象的でした

ネットコメントを一部抜粋

  • いくら周東とソフトバンクが相思相愛だったとはいえ、育成指名だったんだから。
  • ドラフト時点での各選手の「商品価値」を思うとそうならざるを得ない。
  • 全てタラレバの話だろうけど巨人のドラフトは?が多いのは確か。
  • 決して周東選手が悪い選手ではないと思いますが、他の選手を優先した結果です。
  • ドラフトが成功か失敗かって数年経過してみないと何とも言えない。
キーワード解説

  • スカウト部長とは?:スカウト部長は、選手の発掘や評価を行う役割を持つ職種で、チームの未来を左右する重要なポジションです。
  • ドラフトとは?:ドラフトは、プロスポーツにおいて、未所属の選手を各チームが選び取る仕組みで、チームの戦力補強に直接関わります。
  • 一本釣りとは?:一本釣りは、特定の選手を独占的に指名する戦略で、特に高評価の選手を逃さないようにするための方法です。

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