このやり取りは、27日に行われる阪神戦(倉敷)を前に、26日に球団施設DOCKで調整していた際に行われた
戸郷投手は、今季7度目の先発で初勝利を挙げた25日に、4月11日の広島戦でワーストの10失点を喫したことに心を痛めていた
バウアー選手は、戸郷のそんな様子を見て「自分もかつてそうだったので共感しました」とコメントし、自身の経験を元に励ましの言葉を贈ったことを伝えた
「彼の投球スタイルをリスペクトしていますし、WBCでも活躍していましたし、対戦もしています
自分だけじゃない、みんなが応援してるよ、という気持ちを伝えたかったです」と、バウアーは意図を説明した
異なる国籍や球団の選手同士が励まし合うことは時折見られる
バウアーは「頻繁に送るわけではないが、誰かが苦しんでいたり、理不尽に批判されていたりする時には声をかけることもあります
例えば、(パドレスの)タティス選手を公に擁護したこともありました
選手が苦しんでいるときに連絡をもらうこともあります」と語った
また、バウアーは「『誰も僕と話さない』というイメージがありますが、多くの選手とDMやテキストでコミュニケーションを取っています
ただ、それを公にしていないだけです」と、他の選手とのやり取りについても説明した
トレバー・バウアー選手が戸郷翔征選手をインスタグラムで励ましたエピソードは、プロ野球選手のむつかしい人間関係や友情を示しています。別々のチームに所属していても、選手同士が互いに支え合う姿勢はスポーツマンシップの表れです。バウアー選手の言葉から、他者への配慮や共感の大切さを感じます。
ネットの反応
バウアー選手が東京読売巨人軍の戸郷選手にDMで励ましの言葉を送ったことに対するネットコメントは、彼の優しさや人間性に対する高評価が目立ちました
多くのコメントからは、バウアー選手が純粋な心で戸郷選手を思って声をかけたことを称賛し、特に「無私の行動で心から心配している」といった意見が寄せられました
彼は自身も野球を愛する選手であるため、プレーヤー同士のつながりを大切にしているのではないかという感想もありました
また、バウアー選手の過去の言動に対する批判に対しては、彼の行動や発言が優しさから出たことを理解しようとする意見も見られました
これにより、彼が不器用であることを認めつつも、親しみやすい人間性を感じるという人も多かったようです
さらに、バウアー選手のコミュニケーション能力の高さやリスペクトを示す姿勢についても、多くの支持が集まりました
彼は対戦相手に対してもリスペクトを持ち、共感を示す姿勢が称賛され、この行動から彼の人間味が感じられるとのコメントが寄せられました
しかし一方で、「これはしなくてもよかったのではないか」といった批判的視点もあったものの、全体的にはバウアー選手に対する好意的な意見が圧倒的に多く、「今後も応援したい」という声が多く見られました
ネットコメントを一部抜粋
バウアーって色々問題行動もするがこういういいところもあって優しいやつなんだよな。
こんなん泣くやろ。
バウアーには打算が無いから純粋に心配してDMを送ったんだろうね。
バウアーは明日中5日で阪神戦に登板のようだね。
まず自分の調子を最優先で整えてくれ。
キーワード解説
- ダイレクトメッセージとは?:インスタグラムやその他のSNSでユーザー同士が直接やり取りできる機能で、個別にメッセージを送信することができる。
- 投球スタイルとは?:投手がボールを投げる際の独自の方法やフォームを指し、各投手によって異なる特徴を持つ。
- サイ・ヤング賞とは?:メジャーリーグの野球選手の中で、毎年優れた投手に授与される賞で、投手の業績が評価される。
- WBCとは?:World Baseball Classicの略で、世界各国の野球代表チームが競い合う国際大会。

