特に注目されるのは、4月に腰の手術を受けて復帰する外野手の近藤健介(31)の存在と、先発投手として中10日で当たる有原航平(32)と中7日で投げるリバン・モイネロ(29)の二本柱の同時起用だ
首位争いを左右する重要な2連戦
今回の対戦は、現在首位を走る日本ハムを相手に、ソフトバンクが3ゲーム差で追走している状況だ倉野信次チーフ投手コーチ(50)は、26日の投手指名練習中に「6連戦に向けてのローテーション再編中」と説明した
特に、来月3日から始まる交流戦に向けて、パ・リーグはすでに首位から4位までが3ゲーム差にひしめく激しい順位争いを繰り広げており、今後の試合がさらなる影響を及ぼす見込みとなっている
交流戦への準備
交流戦はセ・リーグ6球団と計18試合が組まれ、3週連続の6連戦が予定されている倉野コーチは「有原、モイネロを投入する意図は特定のチームを意識したものではなく、すべての試合を考慮した計画の一部だ」と発言
だが、具体的に分が悪い日本ハムへのアプローチのようにも受け取れる
有原航平の復調に期待
今季の有原は8試合に先発し、2勝4敗、防御率4.50と期待外れな成績に終わっている特に16日の楽天戦では6回5失点という結果に終わり、監督からも「チームの中心投手としての役割を果たさない限り、上位に食いつくのは難しい」との厳しい言葉があった
自身を抑え込んできた状況を理解する有原は、「大事な試合になってくるので、しっかりと投げられるように頑張りたい」と意気込みを見せた
チームの懸案事項が解消されるか
交流戦を前にした今シリーズは、ソフトバンクにとって今季初の試練となり、選手たちがその真価を問われる機会となる今回のソフトバンクと日本ハムの連戦は、両チームの今後の順位争いに大きく影響する重要な試合となる。特に復活を期す有原選手や、主力選手の復帰がチームの運命を左右する。今後の交流戦を控え、選手たちが精一杯の力を発揮することが期待される。
キーワード解説
- 有原航平とは?:有原航平選手はプロ野球のソフトバンクホークスに所属する投手で、2年連続で開幕投手を務めた実力派選手です。
- モイネロとは?:リバン・モイネロ選手はソフトバンクホークスの投手の一人で、耐久性とクオリティの高い投球が特長です。
- 交流戦とは?:交流戦はパ・リーグとセ・リーグのチームが対戦する特別な時期であり、この期間にも順位争いが大きく影響します。

