巨人・丸佳浩が今季初登録、復活の兆しを見せる

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 ◇セ・リーグ 巨人―広島(2025年5月27日 富山) 日本野球機構(NPB)は27日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を公示し、巨人は丸佳浩外野手(36)を今季初めて登録した

これにより、彼の復帰を果たすこととなりました

 丸は3月22日のロッテとのオープン戦(東京ドーム)に「6番・中堅」で先発出場し、6回の第3打席で右前適時打を放ったものの、その後の走塁中に左足の「右大腿二頭筋筋損傷」と診断されて長期離脱を余儀なくされていた

大腿二頭筋とは、脚の後ろ側に位置する筋肉で、ランニングやジャンプ、さらに蹴る動作に使用されるため、その損傷は選手にとって大きな痛手である

 今月16日の2軍戦で実戦復帰し、24日には左越えソロホームランを記録

丸は「(患部は)心配ない」と自信を示しており、阿部慎之助監督(46)も前日26日、丸の起用について「スタート(先発)で使いたいけれど、張り切らさせたくはない」と計画していると語った

次回のゲームでは、25日のヤクルト戦で自打球を当てて途中交代したヘルナンデスの状態によって、丸の起用が決まると説明された

 丸は今季がプロ18年目で、本格的な復帰を果たしたことは、チームにとって重要な要素となる

昨季は4月28日のDeNA戦から1番打者に定着し、5月11日のヤクルト戦から6月12日の楽天戦まで、26試合連続で出塁を記録

持ち味の選球眼を生かし、チームを4年ぶりのセ・リーグ制覇へと導いた

 昨季の打撃成績は138試合に出場し、打率.278(525打数146安打)、14本塁打、45打点

NPB通算では1842安打に達しており、2000安打には「あと158」となっています

この日の対戦相手・広島は、彼が2018年まで在籍していた古巣でもあり、昨年6月28日の対戦では延長10回に相手守護神・栗林からの4安打目がサヨナラ本塁打となったことで、特別な意味を持つ試合となっています

記事から分かるように、巨人の丸選手が長期離脱から復帰し、今シーズン初めて出場選手登録されました。大腿部の筋肉の負傷から復帰する過程には多くの困難があったと思いますが、彼自身の努力やチームのサポートがあったからこそ、今の状態に戻れたのでしょう。これからのプレーが楽しみです。
キーワード解説

  • 大腿二頭筋とは?大腿二頭筋は、太もも後部にある筋肉で、膝を曲げたり、足を後ろに引く動作に関与しています。この筋肉が損傷すると、走行やジャンプ、さらに日常の動作にも支障をきたすことがあります。
  • 選球眼とは?選球眼は、投手が投げる球を見極める能力を指します。打者が的確にボールを選んで打つことができれば、出塁率が上がり、チーム全体の攻撃力も高まります。
  • サヨナラ本塁打とは?サヨナラ本塁打は、試合の最終回に自チームが得点を上げ、勝利を決める本塁打のことを指します。このため、サヨナラ本塁打は非常にドラマティックで、選手やファンにとって印象深い瞬間となります。

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