試合は、井上が7回7安打2失点という成績で、粘り強い投球を見せたが、残念ながら打線の援護には恵まれずに4勝目を手にすることができなかった
井上は2019年のドラフトで4位指名を受けて巨人に入団し、同じ年、同じく2001年生まれの玉村が広島にドラフト6位で指名されたことにより、彼らは同期左腕として注目を浴びる存在である
井上は初めて経験する球場ということもあってか、序盤からボールが高めに浮く場面が目立った
巨人の杉内投手チーフコーチは、「地方球場ということもあり、ストライクとボールの判別がはっきりしている」とコメントし、井上にはゲーム中での修正を期待する意向を示した
初めに失点を許したのは井上だった
4回には2死満塁のピンチを迎え、小園にスライダーを右前適時打されて2失点した
その後、井上の味方打線は4番・キャベッジが中前適時打で1点を返すも、キャベッジが一塁到達直後に自身の交代を申し出るアクシデントに見舞われた
井上は5回までに91球を投げ、1―2で迎えた攻撃で2死三塁のチャンスが訪れたが、阿部監督は代打を送らず、井上はそのまま打席に立った
試合が進む中、井上は6回終了時点で102球を投じ、その後も続投
今季最多となる111球を投げて7回を投げ通した
しかし、井上が降板する際には打席が回り、代打・リチャードが出されたものの、リチャードは見逃し三振に倒れ、井上の勝利投手になる可能性は消えてしまった
井上の投球内容は、7回で打者27人に対して投じた111球の内訳は、7安打2失点、7三振、与えた四球は2つ
直球の最速は149キロに達した
また、井上が地方球場で投げたのは地元・前橋での昨年7月3日の中日戦以来のことで、その際には8回5安打無失点という印象的な成績を残していた
井上投手の今試合は、その投球内容が非常に印象的でしたが、打線の援護がなかったために勝利を手にすることができませんでした。彼の投球が評価されている一方で、他の選手にももっと頑張ってもらいたいという気持ちが強くなります。特に、チームとして連携した打撃が求められていると感じました。
ネットの反応
今回の試合に関するコメントでは、投手の井上温大選手が7回2失点、しかも111球も投げたことを称賛する一方で、打線の援護が全くなかったことに悲しみや怒りの声が寄せられています
ファンからは「井上の投球は素晴らしかったが、打線がまったく打たないのが問題」といった意見が多く、特に新選手の浅野選手やリチャード選手についての厳しい評価が目立ちました
また、ゲーム状況を振り返るコメントもあり、「序盤から常にランナーを背負いながらも井上が耐えてくれた」と、投手の頑張りを評価する意見が見受けられました
一方で、ホームゲームの環境や相手チームの投手について言及しつつ、「対策が必要だ」とする意見も多く、特に先制点を与えた場面などは「もっと注意が必要」と警鐘を鳴らす声がありました
采配に対しても意見が分かれており、「バントをさせたのがどうなのか」といった疑問が上がる一方で、「投手が頑張っている中、なぜ打線が奮わないのか」といった声も多く見られました
打線の選手たちには、もっと厳しい目が向けられ、「本当にこれで大丈夫か」といった不安の声も多かったです
最後に、「井上は自身の役目を果たしたが、チーム全体の打撃力が不足している」といった総括をする意見が多く、コメントの多くは投手への感謝と共に、打線への期待に集約されました
全体的に井上温大選手の奮闘を認めつつ、打線の問題が今後の課題であることを示すものとなりました
ネットコメントを一部抜粋
再三のチャンスで打てないのは変わらないですね。
序盤から常にランナーを背負う苦しい投球ながらよく粘ってくれた。
やっぱリチャードは直球に弱いな。
井上はHQSだから役目は果たしたが、貧打なんだから丸を先発で使わなくていいのか？
打線が寂しい。井上は粘って試合を作ったが。
キーワード解説
- 先発登板とは？ - 試合の先頭でチームの投手が出場することを指し、相手打者との対決から始まる重要な役割です。
- 四球とは？ - 打者が投球を四つ選んでボールを出した結果、ベースを1つ進む権利を得ることを意味します。投手にとっては得点を与える危険度が増すため注意が必要です。
- 地方球場とは？ - 都市部の主要なスタジアムとは異なり、地方で使用される小規模な野球場のことです。地域密着型の雰囲気があります。
