6回2死三塁の場面で打席にはアレックス・オスナが立つ
中日・金丸夢斗は思い切って腕を振った
初球の変化球でファウルを取ると、2球目は145キロの直球を内角に投げ込みストライクを奪取
続く3球目はボールとなるが、高めの真っすぐで空振り三振を奪った
金丸は試合後、「高めにしっかり投げられたのが大きかった
球数が増えてきた中でも、衰えることなく力強く投げられました」と語った
金丸は6イニングを投げ切り、3安打1失点（自責点0）という安定した内容を示したが、またもプロ初勝利はお預けとなった
それでも、3度目の先発として堂々たる投球を披露した
初回は先頭の岩田を二ゴロ、続く北村拓は内角への直球で空振り三振、沢井も初球の直球で遊ゴロと三者凡退
関西大学時代に登板した神宮での経験を生かし、「ゴロを打たせる」というテーマを体現した
4回には先制を許した
2死の場面でオスナに左前打を浴び、続く内山の打席で二盗を決められた
そして、その内山に5球目のスプリットを左前に運ばれ、オスナが生還した
金丸は「打たれたボールはコントロールミスなので反省
その後、切り替えて投げることができたのはよかったです」と振り返った
金丸の投球は直球で押す力強いもので、ヤクルト打線を終始圧倒した
3試合登板で防御率は1.50という好成績を収めている
さらに、3戦連続でクオリティースタート（QS、6イニング以上自責点3以下）を達成
勝利が伴わないもどかしさに直面しているが、金丸は「自分のやるべきことは試合をつくること
ゼロで抑えられたら勝てるようになると思うので頑張ります」と意欲を見せた
金丸投手は安定した投球を続けており、特に初回の三者凡退は彼の実力を示すものでした。しかし、勝利が伴わなかったことは残念です。今後も彼の成長と勝ち星を期待したいです。
ネットの反応
中日ドラゴンズのルーキー金丸夢斗投手が3試合で防御率1・50という素晴らしい成績を収めているにもかかわらず、未だ白星を手にできずにいます
この現状に対して、ファンや評論家たちは様々な意見を寄せています
特に、金丸投手の素晴らしい成績がチームの勝利に結びついていないことに対する同情の声が多く、彼の頑張りを無駄にしないよう打線の奮起を求める意見が目立ちました
多くのコメントでは、金丸投手が「ゼロで抑えられたら勝てるようになる」と語ったことに注目が集まりました
これに対しては、投手がそのような思考でプレーすることは逆効果になるのではとの懸念が表明され、打線がもっと得点をあげることが急務であるとの意見が出ています
また、「昨年打てなかった西武が1年で立て直したように、ドラゴンズも変わるべき」といった具体的な改善を期待する意見もありました
ファンからは「金丸投手が不憫でならない」とか「中日を嫌いにならないでほしい」といった感情が表現されており、選手に対する愛情やチームへの希望が込められています
しかし一方で、選手たちのモチベーションが下がってしまう可能性も指摘され、野手陣に対してその重みを理解するよう呼びかける声も聞こえます
全体として、金丸投手の努力や成績に対する感謝と共に、チーム全体のパフォーマンス向上を求める意見が多く見られました
ファンは金丸投手の初勝利を心待ちにしており、彼がこの状況を乗り越えられることを願っています
ネットコメントを一部抜粋
頑張ってください
金丸くん気の毒だな
打線よこの言葉を聞いて何にも思わないのか
援護点ないから、ゼロで抑えても勝てないよ。
3試合先発で防御率1.50 ほんと素晴らしいです。
キーワード解説
- 初勝利とは？プロ野球選手が初めて試合で勝利を収めることを指し、その選手にとって非常に重要な出来事です。
- クオリティースタート（QS）とは？投手が6イニング以上を投げて、自責点が3以下であることを指します。この成績は投手の安定性を示します。
- 防御率とは？投手が投げたイニング数あたりに与えた自責点の平均を示す数字で、低いほど良い成績を示します。
