日本ハム・田宮裕涼選手、イースタン・リーグでの復調をアピール

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日本ハム・田宮裕涼選手、イースタン・リーグでの活躍が光る

<イースタン・リーグ:日本ハム7-5DeNA>◇28日◇鎌ケ谷 日本ハムの捕手、田宮裕涼選手(24)がイースタン・リーグの試合で素晴らしいパフォーマンスを披露した

打撃不振からの復調を目指す田宮選手は、この試合で2本の二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した

試合の状況

試合は日本ハム対DeNAの対戦で、田宮選手は「2番左翼」としてスタメン出場

特に注目すべきは、3回の第2打席で行った143キロの直球を右中間に運んだプレーだ

この打撃は俊足を活かして二塁を陥れる二塁打となった

同点をもたらす二塁打

続く6回の打席では、2-4でリードを許している状況下で、2死二、三塁の場面

田宮選手は外角の直球を左翼線へ流し打ち、鮮やかな二塁打で同点の2点をもたらした

この打撃は彼の技術が光る瞬間であり、続くアリエル・マルティネス選手の中前打で二塁から本塁に帰還した

怪我と復帰の可能性
試合終盤の9回には、松本凌選手の152キロの直球が右脇腹に直撃する場面もあったが、田宮選手はプレーを続行した

試合中は全力疾走を見せ、チームへの貢献を強調した

この試合以前、田宮選手は打率が0割8分0厘という苦しい状況にあり、19日に出場選手登録を抹消されたが、29日からは再び1軍に登録される見込みだ

新庄剛志監督は、田宮選手の抹消について「打席に立たせて調子を上げてもらうため」と説明

さらに彼は、田宮選手にはバッティングの「しなり」を感じられないことを指摘した

田宮選手の復調が期待される中、イースタン・リーグでのパフォーマンスを考えると、徐々に打撃フォームが改善されているように見受けられます。特に同点の2点をもたらした二塁打は、彼の経験と技術を証明するものであり、今後の1軍再登録が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?プロ野球の2軍リーグで、選手の育成や調整を目的とした試合が行われる。
  • 二塁打とは?打者が一塁を回って二塁まで到達する安打のこと。内野や外野に打球が飛んで、相手守備のミスがあった場合も含まれる。
  • OPSとは?出塁率と長打率を足した数字で、打者の攻撃力を示す指標。この数値が高いと、より優れた打撃をしているとされる。

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