巨人のドラフト1位、石塚裕惺が初先発でマルチ安打を記録

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◆イースタン・リーグ ロッテ0―8巨人(28日・ロッテ) 巨人のドラフト1位選手である石塚裕惺内野手が2軍公式戦において、初めて先発出場し、公式戦初安打を含むマルチ安打を達成した

この試合で石塚は「1番・遊撃」という役割を任され、少年野球以来の1番打者としてスタートを切った

試合は巨人がロッテに8対0で勝利する中、石塚はチームの得点の起点となるべく重要な役割を果たした

初回の第1打席では、カウント2-2から相手先発投手の中村亮が投じた5球目の内角フォークを見事に中前に運び、初安打を記録

「チームが1巡目から得点を取れないことが課題だったので、1番を任せてもらい、なんとか勢いをつけたいと考え打席に臨んだ」と振り返った

続く第2打席では、2回1死一塁の場面でカウント1-2と追い込まれつつも、外角の直球を狙い、右前へ運ぶヒットを放つ

試合前までの途中出場も含め、4試合で計4打席に立つも3打数無安打の成績からの脱却を果たした

今回の試合を経て通算成績は6打数2安打にまで上昇した

石塚は3月9日の2軍・阪神戦で左手有鉤骨を骨折し、その後の回復過程で4月20日には楽天戦で代打出場し公式戦デビューを果たしていた

怪我からの復帰後、今回のマルチ安打は自身にとって大きな意味を持つ勝利となった

石塚選手の活躍は今後の巨人にとって非常に頼もしいニュースだ。特に初めての先発出場でマルチ安打を記録し、自信を持つことができたのは大きな成果だろう。怪我から復帰したばかりでありながら、圧倒的な打撃を見せたことからも彼のポテンシャルの高さが伺える。今後の成長が楽しみである。
キーワード解説

  • マルチ安打とは?:一試合の中で2本以上の安打を打つことを指し、選手の打撃能力を示す指標となります。
  • 先発出場とは?:試合の開始時にスターティングメンバーとして出場することを意味し、選手の重要な役割を担うことを示しています。
  • カウントとは?:野球での打席の状況を表す言葉で、ストライクとボールの数を示します。例えば、2-2はストライクが2、ボールが2という意味です。

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