モイネロの圧巻の投球がソフトバンクを勝利に導く

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◇パ・リーグ ソフトバンク2―1日本ハム(2025年5月28日 みずほペイペイ) この試合で先発したソフトバンクの左腕、モイネロ選手は、初回に吉田選手に右翼への二塁打を許すなど早々にピンチを招きました

さらに、犠打で1死三塁の状況に追い込まれましたが、強力なクリーンアップを迎えると全く動じることなく、3番のレイエス選手を二直に仕留め、4番の万波選手にはカーブでフライを打たせました

モイネロ選手は試合後に「あそこで点を取られずに0で抑えられたことが良かったと思います」とコメントし、アグレッシブに投げられたことが勝利につながったと振り返りました

彼は今季最長の8回を投げ、合計5安打1失点に抑える素晴らしいパフォーマンスを発揮しました

特に9回に見せた劇的なサヨナラ勝ちは、彼の好投が生み出したものでした

一方、4回には味方の失策が絡み、清宮幸選手の中前適時打で1点を失いましたが、自責点は0でした

モイネロ選手は打線の反撃を静かに待ち、終盤の7回と8回は付け入る隙を与えない投球を維持しました

7回には153キロの速球を連発し、カーブで三振を奪うなど無失点で抑え込み、8回にもわずか8球で相手打線を打ち取りました

勝ち星はつかなかったものの、5月には4試合に先発し、3勝0敗の防御率0.93という素晴らしい成績を残しました

「エラーも絡んでモイネロには迷惑をかけた

勝ちを付けてやりたかったけど、本当に今年も安定している」と小久保監督もその投球に感謝の意を示しました

開幕からは無傷の5連勝を記録し、先発転向2年目にして、ローテーションの柱としてますます存在感を増してきているモイネロ選手の今後が期待されます

モイネロ選手のこの試合での好投は、今シーズンの彼の成長を示すものです。彼がピンチを冷静に切り抜け、多くの三振を奪ったことは、ストライクゾーンのコントロールや球威の向上が反映されています。また、監督もその安定感を評価しており、これからの成績に期待が高まります。
キーワード解説

  • モイネロとは?:モイネロはソフトバンクホークスに所属するプロ野球の投手で、主に先発として活躍しています。彼の力強い投球と安定感がチームに大きく貢献しています。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が与えた自責点の数を投球回数で割った数値で、低いほど投手の成績が良いことを示します。モイネロの防御率0.93は非常に優秀な数値です。
  • クリーンアップとは?:クリーンアップは打順の中で上位の打者のことで、通常は3番、4番、5番にあたる選手たちを指します。彼らはチームの得点源として重要な役割を果たします。

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