この事件は、オコエの供述に端を発し、プロ野球界全体に新たな影響を及ぼしている
オコエ選手を含むNPB選手の賭博が発覚
今回の事態は、2025年2月17日に日本野球機構(NPB)がオリックスの山岡泰輔選手に関する情報をもとに調査を開始したことに端を発するNPBは翌18日にオリックスに対し、山岡選手へ事情聴取を行うよう指示し、その結果、同選手がオンラインカジノを利用していたことが明るみに出る
山岡選手は活動を一時休止した
20日、NPBは各球団に所属選手への自主申告を呼びかけ、その結果オコエ選手が賭博を行っていたことが明らかになった
オコエ選手は2022年7月と2023年5月の両日にわたり、オンラインカジノで約700万円を賭けており、その収支はマイナス450万円であった
増田選手も同様に、2024年10月と11月に約300万円を賭けてマイナス230万円となったと報告している
警視庁は、起訴を求めない意見を付けた上で書類送検した
オンラインカジノ利用を教えた“楽天時代の先輩”
オコエ選手の書類送検後、騒動が収束するかと思われたが、5月9日、TBSはオコエ選手が警視庁の任意聴取で「2021年ごろ、当時楽天に所属していた先輩が喫煙所でオンラインカジノをやっているのを見て始めた」と供述したことを報じ、騒動が再燃したこの「先輩」とは、オコエ選手が尊敬する楽天の浅村栄斗選手(34)ではないかと推測されている
浅村選手は2020年にホームラン王に輝き、2021年には東京オリンピック日本代表として金メダル獲得に貢献した実績を持つ選手である
球団の調査には、浅村選手自身がオンラインカジノを利用していたことを名乗り出たとの情報もある
仲の良い師弟関係
オコエ選手と浅村選手は楽天時代から親しい関係にあったオコエ選手が楽天在籍中、浅村選手は若手選手を率いて自主トレを行い、オコエ選手はそのトレーニングに参加していた
「Team浅村」と書かれたおそろいのウェアを着ていたことからも、オコエ選手の浅村選手に対するリスペクトが伺える
さらに、「週刊文春」は、オコエ選手がオンラインカジノに興じていたことを伝えた証言を得たと報じている
オコエ選手と増田選手の賭博容疑は、プロ野球界にとって大きな問題であり、選手の自覚や責任について再考させる事例となっています。特にオンラインカジノには誘惑が多く、選手たちには自らをルールに遵守する姿勢が求められます。
ネットの反応
今回のコメントは、巨人のオコエ瑠偉選手がオンラインカジノに関与している件について、多くの意見が寄せられています
特に一部のコメントでは、2000本安打を達成するまでこの記事を待つべきだったと、インパクトを優先する意見が見受けられました
また、大谷選手を引き合いに出し、最近の野球選手の人間性についての評価が以前より上がっていることを示唆しつつも、実際には多くの選手の性格が良くないとし、期待してはいけないという意見がありました
このように、選手の人間性が問題視されていることが浮き彫りになっています
また、誰が情報を漏らしているのか、捜査機関も含めて真相を知ることが重要だという意見もありました
オコエ選手が書類送検された場合、浅村選手がなぜ対象外なのかといった疑問も出ており、選手間での不公平感を覚える人も多いようです
さらには、オコエ選手の涙の裏には何か後ろめたい気持ちがあったのではないかと指摘する声や、オンラインカジノが違法かどうかについての意見もあり、選手の意図や知識の問題が議論されています
また、情報漏洩に関する問題も強調され、多くの人がこの件に関する調査が公正であることを求めています
最後に、ネット上の噂や確認のない情報に対する批判も見られ、慎重に報道すべきだとの意見が多く寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
浅村が2000本達成するまで記事出すのを待ってたな。その方がインパクトあるし。
プロ選手の8割は人間性・性格はかなり悪いし期待しちゃダメよ〜笑
捜査機関が漏らしたなら大問題だよ。
書類送検されるか微妙で時間がかかってるのかもな。
オンラインカジノをやってる事が悪みたいに言われているが、違法だと分かってやってたか否かで全然違うと思う。
キーワード解説
- 単純賭博とは? 賭博とは、金銭を賭けて結果を賭ける行為。単純賭博は、勝敗が簡単に決まる形式の賭博を指す。
- オンラインカジノとは? インターネットを通じて運営されるカジノで、ユーザーは自宅で様々なギャンブルを楽しむことができる。
- NPBとは? 日本野球機構(Nippon Professional Baseball)の略称で、日本のプロ野球を統括する機関である。
- 自主申告とは? 選手自身が問題を認め、自ら進んで報告する行為。信頼を回復するための重要な手段とされる。

