西武・武内投手、逆転許すも光る初回からのノーヒットピッチング

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◇プロ野球パ・リーグ 西武-楽天(29日、ベルーナドーム)29日の試合で、西武ライオンズの先発投手である武内夏暉選手が、試合中盤で5点を失い逆転を許した状態で降板しました

今季は左肘のけがから復帰し、これまでに2試合の先発出場で1勝0敗、防御率1.42という素晴らしい成績を収めていた武内投手ですが、この試合ではその勢いを維持することができませんでした

試合は初回から始まり、武内選手は3回までノーヒットピッチングを続けます

これは打者がヒットを打つことなく、彼の投球をしっかりと防いだことを示しています

しかし、4回の表、武内投手は2アウトから浅村栄斗選手に初ヒットを許し、その後4番のフランコ選手に2ランホームランを浴び、1点差に迫られました

続く5回には1塁にランナーを置いて、太田光選手にタイムリーツーベースを打たれ、同点とされてしまいます

さらに6回ではフォアボールとヒットを許し、ピンチを招いて2アウトの状況で、村林一輝選手に2点タイムリーツーベースを打たれ、逆転を許しました

武内投手は6回まで投げ切り92球を投じるも、被安打6、5失点という成績で降板

試合の結果は西武が逆転を許しただけに、チームとしても悔しい結果となりました

武内選手の投球は初回からのノーヒットと好スタートを切ったものの、中盤に集中打を浴びて逆転を許した展開に、ファンは残念な気持ちを抱いたことでしょう。今後の試合での立て直しが期待されます。
キーワード解説

  • ノーヒットピッチングとは?:試合中、投手が相手チームの打者に一度もヒットを許さない完璧な投球のことを指します。
  • タイムリーツーベースとは?:打ったボールが2塁に達する間に、ランナーが得点することができるヒットのことです。
  • フォアボールとは?:投手が4球のボールを投げたとき、打者が無条件で1塁に進むことができるルールです。

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