6回、1死二、三塁という重要な場面で、同点の局面を迎えた村林はスクイズのサインを受け取り、バットを寝かせた
しかし西武の投手武内はワンバウンドのボール球を投げ、村林は見事に打ち返してファウルとなった
村林はこの場面について「奇跡というか何とかファウルになってよかったです」と振り返り、続くボールを左翼線へ運び、勝ち越しとなる2点適時二塁打を放った
「切り替えて次の球に集中しました
うまく反応できました」と村林は自信を持った表情で述べた
この試合で彼のバッティングも好調で、8回には左前打を放ち、2安打を記録
これにより打率も試合前から5厘上昇し、.336となった
また、三塁の守備でも光るプレーを連発
6回、1死の場面では児玉が放ったゴロを横っ飛びでキャッチするなど、チームを救うプレーでピンチを未然に防いだ
前日には8回に失策を犯し、失点に直結してしまったが、三木監督が「大いに反省してもらいたい」と厳しく指摘した後も、村林は「昨日のことは昨日のことなので
今日のことが大事」と前向きに取り組んでいる様子を見せた
これにより楽天は4カードぶりに勝ち越し、借金は一つ減って3となった
背番号6の村林の存在はチームの巻き返しに向けて大きな要となるだろう
今回の試合で村林一輝が見せたパフォーマンスは、単なる好プレーに留まらず、チームの士気を高める重要な役割を果たしました。特に、ピンチの場面でのファウルからの適時打は、勝負どころでの集中力を感じさせます。彼のような選手がチームに存在することは、勝利の可能性を高める大きな要因だと考えられます。
キーワード解説
- 内野手とは？：内野手は野球のポジションの一つで、ピッチャーとキャッチャーの間の守備を担当する選手のことです。サード、ショート、セカンド、ファーストなどに分かれます。
- スクイズとは？：スクイズはバントの一種で、ランナーをホームに進めるためにバッターが前にバントする戦術です。成功すれば得点に繋がります。
