阪神、デュプランティエの好投も実らず DeNAに1-5で敗北
阪神タイガースは29日、甲子園球場で行われた横浜DeNAベイスターズとの試合において、1-5で敗戦を喫しましたこの試合で先発投手を務めたデュプランティエは、6回までわずか1失点という素晴らしい投球を見せましたが、7回に入ると厳しい場面が待っていました
7回表、デュプランティエはまず高打率を誇る佐野恵太選手とオースティン選手の連打を浴び、一死満塁のピンチを迎えます
迎えるバッターは6番の山本祐大選手
デュプランティエは彼を遊飛に打ち取りますが、その後の宮崎敏郎選手にはフルカウントから押し出しのフォアボールを献上
その後、石上泰輝選手には2点適時打を浴び、状況は一変しました
この7回表の投球について、29日放送のCSフジテレビONE「プロ野球ニュース」に出演した野村弘樹氏は「宮崎への押し出しフォアボールはしょうがないとしても、このまま続投したのが疑問」と語りました
プログラムの解説者である笘篠賢治氏も、「二塁からの度会選手へのフォアボールが余計であった
この局面では勝負をかけるべきだった」と強調しました
一方で、野村氏は阪神のブルペン陣の状況にも触れ、「及川、石井、岩崎らは2連投しているため、デュプランティエを引っ張ったのかもしれない」と指摘しました
これは、交流戦が迫っている中で、リリーフ陣を休ませる意図もあったと考えられています
最後に、「結果論ではあるが、あの1球が勝負を分けたように思える」と振り返りました
今回の試合では、先発投手デュプランティエが好投を見せながらも、その後の投球が試合の結果に大きく影響しました。選手が置かれた状況や監督の判断が、勝負の分かれ目となることがあります。このような緊迫した場面では、ピッチャーの心理状態も重要です。引き続き、阪神の試合に注目したいと思います。
ネットの反応
阪神・デュプランティエ選手の押し出し四球に関するコメントでは、特に審判の判定と選手のパフォーマンスに関する意見が多く寄せられています
多くのファンが、宮崎への最後のボールを「ストライク」と信じている一方で、「完全にボールだった」とする意見もあり、どちらの見解が正しいのかが議論されています
特に、「フレーミングにピッチャーが騙されている」との指摘があり、捕手の坂本選手の取り方に不満を持つコメントも見受けられました
さらに、他のコメントでは、度会選手の四球が重要な局面であったことを指摘し、「打線が問題」との声もありました
これによって、打線がもう少し頑張らないとシーズンを乗り切れないという意見も強調されています
また、選手を責めるのではなく、むしろ審判のジャッジに疑問を持つ声も多くあり、「審判に真心をもってジャッジしてほしい」との願いが込められていました
阪神ファンとしての期待と、選手の奮起を期待するコメントもあり、今後の試合に向けての希望や不安が入り混じっています
ネットコメントを一部抜粋
本当なら渡会の四球で交代でしょう
あれをストライクだと思っている人はもう一度映像を見た方が良い
フレーミングにピッチャーが1番騙されてますね
坂本の取り方が悪いのではないかと、梅ちゃんファンとしては思ってしまいます
デュプランティエは責められない。これまでも好投しているにも拘わらず打線の援護がなく勝ちがつかない不運が多かった
キーワード解説
- デュプランティエとは？: 阪神タイガースに所属する投手で、今回は先発投手として登板し、その素質を示しました。
- フォアボールとは？: 打者がボールを4回選んだ結果、塁に出ることを意味します。特に押し出しフォアボールは、点が入る重要な場面で発生します。
- ブルペンとは？: 投手陣が試合中に待機するエリアを指します。先発投手が投球を終えた後、リリーフ投手が出場します。
