中日ドラゴンズから金銭トレードでオリックス・バファローズに移籍することが発表されたのは、35歳の岩崎翔投手である
この移籍は、2025年5月30日に両球団から正式に発表された
岩崎は2007年のドラフトでソフトバンクから1位指名を受けてプロ入りした
特に2017年には72試合に登板し、40ホールドを記録
ホールドとは、投手が試合の勝ちを守る役割を果たすことで称賛される成績で、これによって最優秀中継ぎ投手賞も受賞している
しかし、その後のキャリアは怪我に悩まされ、2021年オフには中日からソフトバンクにFA移籍した又吉の人的補償として移籍し、名古屋に拠点を移した
新天地である中日では、2022年に右前腕屈筋損傷というアクシデントに見舞われ、登板はわずか1試合に終わった
さらにトミー・ジョン手術(肘の靱帯再建手術)を受けた後、そのリハビリに専念し、2023年には育成選手として復帰を目指した
2024年6月には支配下登録に戻り、一軍復帰を果たしたが、登板数は21試合で防御率5・85と苦戦していた
しかし、2025年シーズンは改善を見せており、これまでの4試合で防御率2・08と安定した成績を残している
オリックスへの移籍に際し、ファンの反応は多様である
オリックスファンからは、「リリーフ陣がケガ人続出
岩崎さん、よろしくお願いします」との期待が寄せられる一方、中日ファンからは「びっくり」「オリックスでも頑張って」という声も聞かれ、様々な思いが交錯している様子が見受けられる
岩崎翔選手の移籍は、彼にとって新たなスタートを意味します。これまで多くの困難を乗り越えながらも、ファンからの期待が感じられる中で、新たな挑戦に向けた意気込みが伝わってきます。オリックスでの活躍が注目されます。
ネットの反応
中日からオリックスに移籍した岩崎翔選手に関するコメントが多く寄せられています
交流戦を控えている中でこのタイミングでのトレードに対し、ファンは複雑な思いを抱いているようです
その中には、トレードの意図を推測するコメントも多く見受けられます
「枠を空けるための金銭トレード」という意見があり、ドラゴンズが育成選手を昇格させるためや新外国人選手を獲得するための動きがあったのではないかと考えるファンもいます
特に、オリックスの中継ぎ投手事情が不安定であることから、このトレードが良い補強になるとの意見もある一方、ドラゴンズ側では岩崎選手のような優れたピッチャーを手放すことに惜しむ声が絶えません
また、一部のコメントでは、トレードに際して他の選手の起用について疑問を呈するファンもいます
特に、今シーズンのパフォーマンスが振るわない投手に対しての不満が表現されていることが印象的です
岩崎選手の移籍の影響で、今後はドラゴンズが異なる戦略をとっていくのではないかとも推測されています
岩崎選手自身にはファンからの期待が寄せられており、オリックスでの彼の活躍を願う人々も多いようです
全体として、トレードに対する意見が多様であり、それぞれのファンが異なる視点から意見を交わしています
ネットコメントを一部抜粋
交流戦を控えてる状況での敢えてのトレード
オリックスは中継ぎの安定感がないからとても良い補強ですね。
岩嵜なら大歓迎。
もったいない!めちゃくちゃいい投手なのに
トレードに出した選手に必ずお返しされるのは恒例です。
キーワード解説
- ホールドとは?試合の勝ちを守るために登板する投手が、失点をしないことで得られる成績です。
- トミー・ジョン手術とは?肘の靱帯を再建する手術で、投手にとっては必須の手術になることが多いです。
- 支配下選手とは?プロ野球で、球団と契約した選手のうち、1軍の試合に出場できる選手のことを指します。

