中日ドラゴンズの岩嵜翔投手がオリックス・バファローズに移籍

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中日ドラゴンズは30日、岩嵜翔投手がオリックス・バファローズへ金銭トレードで移籍することを正式に発表した

この移籍は、これまでの岩嵜選手のキャリアにおける重要な転機となる

岩嵜翔投手は2007年、高校生ドラフトの1巡目指名を受けて福岡ソフトバンクホークスに入団した

彼は2017年シーズンにおいて自身最多の72試合に登板し、46ホールドポイントを記録

ホールドポイントとは、リリーフ投手が試合をリードした状態で登板し、勝利に貢献した回数を示す指標であり、彼はこの年最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した

2021年には、又吉克樹投手の人的補償として中日ドラゴンズに移籍した

移籍後の2022年3月26日、読売ジャイアンツ戦にて初登板を果たしたが、右肘を痛め緊急降板

その後、同年9月にトミー・ジョン手術を受けた

この手術は、肘の靭帯を再建するための手術であり、長期間のリハビリを要する

2023年からは育成契約となり再出発したが、リハビリを重ねて2024年6月には支配下登録を果たした

今季は4試合に登板し、特に4月1日のバンテリンドームでの読売ジャイアンツ戦では移籍後初勝利を挙げているが、その後は4月28日に登録抹消状態となり、一軍での登板がなかった

岩嵜翔投手は、「中日ドラゴンズでは3年半という間でしたが、ファンのみなさんに応援していただきありがとうございました

ドラゴンズでは来て早々に怪我をしてしまい、約2年半チームに貢献できず、申し訳ない気持ちでいっぱいです

怪我から復帰してからは、日々みなさんのありがたい声援のおかげで頑張ることができました

新天地での活躍が恩返しになると思いますので、チームは違いますが、これからも応援よろしくお願いします

ありがとうございました

」とコメントしており、新たな挑戦に向けた意気込みを見せている

プロ17年目を迎えるベテラン右腕が新天地でさらなる活躍を遂げることを期待する声が高まっている

岩嵜翔投手の移籍は、彼のキャリアにおいて新たなチャレンジを意味します。特に怪我からの復帰を果たした後の新天地での活躍が期待されるため、ファンも注目しているでしょう。彼がどのようなプレーを見せるのか、今後の試合が待ち遠しいです。
キーワード解説

  • トレードとは?選手の移籍に際して、チーム間で選手や金銭を交換する取引のことを指します。
  • ホールドポイントとは?リリーフ投手が試合をリードした状態で試合に登板し、そのリードを保ちながら試合を終えた回数を示す指標のことです。
  • トミー・ジョン手術とは?野球選手などが行う肘の靭帯再建手術のことを言います。復帰まで長い時間がかかることが多いです。

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