オリックス・宮城投手、震災30年を祝う神戸シリーズに向けた決意表明

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オリックス・宮城大弥投手(23)は、5月30日に行われる西武戦(ほっと神戸)での快投を誓った

この試合は、1995年の阪神・淡路大震災から30年を迎え、「神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE30th」として特別に開催されるものだ

宮城選手は「自分のために、見に来てくださる方のためにも一生懸命やりたい」とコメントし、強い決意を示した

前回のロッテ戦(京セラドーム)では、宮城投手が8回1失点という素晴らしい成績で、5戦ぶりの白星を手にしている

9日間のインターバルの後、西武打線との今季初対戦に臨む宮城投手は「西武の打線は非常に活発で、コンスタントに連打がつながる」と警戒心を高めた

相手先発の今井投手は、これまで9試合で5勝1敗、防御率0.65という数字を記録しており、ほぼ完璧な投球を見せている

宮城選手は、「同じエースとして、彼から学べることはたくさんある

彼の投球を見て、自分も成長したい」と語り、対戦を心待ちにしている様子を見せた

オリックス・ブルーウェーブは震災後の1995年から「がんばろうKOBE」を合言葉にリーグ連覇を達成しており、宮城選手は「野球を通じて少しでも地元の人々を勇気づけられれば」と心情を述べた

試合では復刻ユニホームを着用し、神戸の夜空の下で活躍する意気込みを示した

さらに、オリックス・岸田監督も神戸シリーズでの必勝を誓った

震災が起きた1995年には中学1年生だった岸田監督自身も、大阪・吹田市で激しい揺れを経験し、その後にブルーウェーブが優勝を果たした

「当時のことは今でもよく覚えている

神戸には特別な思いがある」と振り返り、「見ていて楽しく、ワクワクする試合をしてほしい」と選手たちに期待を寄せた

オリックス・宮城投手が、震災から30年を迎えた神戸シリーズに向けて強い意志を示す姿は、地域への思いを感じさせるものです。この試合がどのように地元の人々に勇気を与えるのか、そして宮城選手自身がどのようなパフォーマンスを見せるのかに注目です。
キーワード解説

  • 快投とは?:快投は、非常に優れたピッチングを指し、打者を抑えるための強いコントロールと球威を備えた投手のパフォーマンスを表しています。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が与えた得点の割合を示したもので、数値が低いほど投手の成績が良いことになります。
  • 連打とは?:連打は、同じイニングで敵チームのバッターが連続してヒットを打つことを指し、攻撃の勢いを強める要素となります。

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