オリックス・太田椋内野手、復帰見通しを語るも慎重な姿勢を貫く

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 オリックス・バファローズの太田椋内野手(24)は、5月30日に大阪・舞洲の球団施設でトレーニングを行った

彼は、5月18日の西武戦で受けた死球によって右手首を打撲し、5月21日に選手登録を抹消されていた

再登録が可能となる5月31日の西武戦での復帰が期待されたが、見送られることがほぼ確実である

 この日の練習では、午前中にティー打撃を行い、「患部の状態は確実によくなっている」と自信を持った様子でフォロースルーを行った

フォロースルーとは、バッティング動作の後に続く自然な手の動きを指し、スイングの精度やボールの飛距離に影響を与える重要な要素である

 その後、グラウンドに移動しキャッチボールやノックで守備練習を行った

太田選手は「投げるのはほとんど問題ない」と快調な動きを見せていたものの、痛みのある動きも存在することを明かし、「まだ、試合復帰は無理かな」と冷静な判断を示した

 太田選手と会話をした岸田監督は、選手の状態次第ではあるものの、「そんなにめちゃくちゃ長くはかからないでしょうし、復帰はそんなに遠い話ではない」と楽観的な見解を述べた

今後は筋力やスキルを段階的に回復させ、6月上旬の復帰を目指す見通しが立てられている

 また、同球団の山下選手も腰のコンディション不良からの復帰を目指し、大阪・舞洲でキャッチボールを行った

「徐々に強度を上げている段階で、腰に負担が来ないように注意している」とのコメントから、彼も着実に進歩していることが伝わってきた

オリックス・太田椋内野手が復帰を目指す中、慎重な姿勢を崩さずにコンディションを整える様子が印象的でした。選手の健康を最優先に考え、焦らず確実にステップを踏んで復帰を目指す姿に、ファンも安心感を覚えるでしょう。監督の楽観的な見解も、選手の内面的な成長を支えています。
キーワード解説

  • フォロースルーとは?バッティング動作の後に続く自然な手の動きで、スイングの精度やボールの飛距離に影響を与える重要な要素です。
  • キャッチボールとは?野球において選手同士がボールを投げ合う練習で、投球や守備の技術を向上させるために行われます。
  • ノックとは?守備練習の一環で、コーチが打球を打ち、選手はそれを捕球することで守備力を向上させるトレーニングです。

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