ドラゴンズのファン文化が進化中！“推し活女子”たちの新たな観戦スタイル
中日ドラゴンズのホーム球場、バンテリンドームでの試合が、観客動員数の好調に裏打ちされている現在、セ・リーグでの成績は5位であるものの、観客数は1試合平均約3万5千人に達し、球団の人気を支えている要因の一つが“推し活女子”と呼ばれる新たなファン層の存在である
“推し活”とは何か？
この“推し活”とは、特定の選手を応援する活動のことを指す特に女性ファンの間で盛り上がりを見せており、選手のパフォーマンスや個性に魅力を感じ、応援活動を自らのスタイルで楽しむことが一般的になっている
ドラゴンズ人気の理由を探る
バンテリンドームでイベントを企画する担当者である森山ひな子さんによると、最近の観客の男女比は男性が6割、女性が4割と、年々女性ファンが増加しているという観戦スタイルの多様化が進む昨今、女子ファンたちの存在がドラゴンズの人気を支える要因となっている
多様な“推し活女子”のキャラクター
“推し活女子”の中には、選手と同じ出身地のファン“同郷女子”や、選手と同じ職業歴を持つ“同期女子”など、さまざまな理由で選手を支持するファンがいる例えば、三重県出身の岡林選手を推す女子や、岐阜県在住の美容師が細川選手を応援する事例などがある
また、特異な応援スタイルを持つファンも存在する
“靴下女子”は村松選手の特徴的なデザインに魅了されている
さらに、“同姓女子”や、“エクセル女子”、“一眼女子”など、それぞれ独自のスタイルで選手を応援している
しかし、松山投手を特に応援している柴﨑杏月さん（23）は、タオルを10枚買って部屋に飾るなどし、推し活を楽しむ姿が印象的であった
中日ドラゴンズのファンの中で、女性の支持が大きく増えてきているのは興味深い現象です。“推し活女子”たちが多様な理由で選手を応援する姿は、これまでの野球観戦に新たな風を吹かせています。特に、選手のユニークな特徴や同郷意識がファンの行動に影響を与えているのが印象的です。今後のドラゴンズの試合が、より多くの女性ファンを引き寄せることを期待します。
キーワード解説
- 推し活とは？：特定の選手を応援し、その選手の活躍を支持して楽しむ活動を指す。
- 同郷女子とは？：自分と同じ出身地の選手を応援するファンのこと。
- 同期女子とは？：同じ年代やキャリアの選手を応援するファンの俗称。
- 靴下女子とは？：選手の靴下のスタイルに魅了され、それを応援のスタイルにするファンのこと。
- 一眼女子とは？：高級カメラで選手の写真を多く撮影し、その活動を楽しむファンを指す。
