選手会長として、彼は3日のホーム中日戦から始まるセ・リーグとの18試合への強い思いを語った
周東は「昨年の交流戦では調子が悪かった
セ・リーグの投手はかわすタイプが多く、その対応ができなかった部分があった
今は打席での見極めができているので、今年はしっかりやりたい」と語った
周東は昨年の交流戦を振り返り、悔しさを新たにし、名誉挽回を誓った
昨シーズン、周東は交流戦に13試合出場し、打率2割2分2厘という苦戦を強いられた
特に交流戦直前で打撃不振に陥り、3割を超えていた打率は、交流戦終了後には2割6分5厘にまで下がってしまった
その影響でチームは首位を走っていたものの、周東は悔しさが募る「セ界戦」になってしまった
今年の状況は大きく異なる
チームは開幕から苦戦を強いられ、主砲の山川は4番から7番に降格するなどの苦しい打線編成が続いている
それでも、交流戦前の最終カードとなる楽天との3連戦で初戦に勝利を収め、この日は雨天中止となったが、チームは4位のまま勝率5割以上で交流戦に突入することが決まった
周東選手は、楽天モバイルパークの室内練習場で約2時間半練習を行い、特に打撃チェックに注力した
また、彼は「足の不安は全くないし、とにかく僕がしっかり塁に出て、得点の形をつくることが大事」と意気込みを見せた
4月末の右腓骨（ひこつ）骨折から復帰し、5月20日の敵地日本ハム戦から1軍に戻って以降、ここ5試合で連続安打を記録している
そのうち4試合がマルチ安打という好調を維持している
ソフトバンクは過去に12球団最多の8度の交流戦優勝を誇る
周東選手がこの戦いでチームの上位浮上を牽引することが期待されている
ソフトバンクの周東選手が語った交流戦への意気込みは、昨年の悔しさをバネにしたものであり、選手として成長した証だと思います。特に、昨年の経験を踏まえた打席での見極めの向上が、今季の成功に繋がることが期待されます。また、チーム全体が苦しい状況にある中での周東選手の活躍は、希望の光として非常に重要です。
キーワード解説
- リーグ戦とは？：リーグ戦は、チームが互いに戦う方式の試合で、シーズンを通じて行われる。セ・リーグとパ・リーグに分かれ、各リーグのチーム同士で争われる。
- 交流戦とは？：交流戦は、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別な試合で、通常のリーグ戦とは異なり、全体の順位が影響する。
- 選手会長とは？：選手会長は、選手の代表としてチームの意見や要望を伝える役割を持つ。リーダーシップが求められ、チームの士気を高める重要な役割を果たす。
