木浪は今季対左腕に対して打率324という好成績を誇る“サウスポーキラー”であり、相手先発の床田のマツダスタジアムでの連続無失点記録を37イニングで止める一撃を放った
試合の展開
この試合、両チームともに得点が入らず均衡が続く中、5回2死一塁の場面で木浪が決勝打を放つ床田のカットボールを捉えた打球は左中間に鋭く飛び、中堅手の中村奨のミスも重なり、長打となった
これによりヘルナンデスがホームイン
木浪は「大竹にも先制点を取ってあげたい気持ちがあった」と振り返った
木浪のバッティングスタイル
木浪は、対左腕に非常に強い選手として知られている今季の対右腕に対し打率181であるのに対し、対左腕では324と顕著な差を示している
このような成績からも、左投手攻略には特別なスキルが必要であることがわかる
木浪は「全打席で内容がすごく良かった」とし、自らの準備が功を奏したと語った
試合を振り返って
木浪は過去に試合で3失策を犯したことからスタメンを外れていたが、その反省を活かし、スタメン復帰後は打率を273に向上させた「もう一度グラウンドに立てる幸せを感じながらプレーしている」と述べ、今後の試合に向けた意気込みを見せた
今後の展望
この勝利により、阪神は2連勝を達成し、貯金を今季最多の9に伸ばした交流戦に首位で突入することが確定した
チームは過去4シーズンで優勝1回、2位3回という良い成績を収めており、今年もその流れを引き継ぎたいところだ
木浪選手の決勝打は、チームだけでなく自身の自信をも取り戻す大きな一打となりました。交流戦に向けて、勝ち続けるための活躍が期待されます。
キーワード解説
- サウスポーキラーとは?プロ野球において、特に左投手に対して高い打率を記録する打者を指す言葉です。
- カットボールとは?ボールがカット気味に効いてくる投球で、打者にとっては難しい投球の一つとされています。

