試合は1-0の接戦を迎えた9回のツーアウトで、大山はタフな場面に立たされた
その場面で、前の打席で佐藤輝明選手が申告敬遠で歩かされ、一、三塁のチャンスを迎えた大山
カウント1-2から中崎翔太投手の外角直球にコンタクトし、見事に右前適時打を放った
「ここまではなかなか個人的にうまくいかなかったので、今日は良かった」と語る大山
本打席は6試合ぶりの打点で、安打自体も4試合ぶり、さらに17打席ぶりのヒットとなった
この試合を通して、大山選手はバッティングだけでなく守備でも魅せた
6回には中村奨吾選手が放ったファウルフライを猛チャージし、カメラマン席のフェンスにぶつかりながらも好捕する前衛守備を披露
これにより、投手陣にも士気を与えることができた
試合後の成績は打率.244(193打数47安打)、2本塁打、23打点
数字以上に、チームを支える要としての貢献度が際立つ
大山選手が見せたプレーは、ただの一打に留まらず、試合の流れを変える重要な役割を果たしました。彼が打った瞬間、チーム全体に自信が生まれただろうし、投手にとっても心強い追加点となったのではないでしょうか。また、守備面でも素晴らしいプレーを見せ、チームワークの大切さを再認識させてくれました。
キーワード解説
- 適時打とは?試合の状況に応じて特に重要な場面で打つヒットのことを指し、チームに得点をもたらす。選手の勝負強さが試される場面です。
- 申告敬遠とは?ピッチャーが打者をわざと歩かせるために、意図的にボールを投げずに選手を塁に出す作戦。投手が強打者を避けたい場合に用いられます。
- 安打とは?打者が投げられた球を打ち、出塁するヒットのこと。チームが得点を上げるための基本的な行為です。

