注目の一打は、推定距離120メートルを誇る森下選手による先制2ランホームラン
この打球は、代名詞ともいえるフルスイングで捉えられ、力強く伸びていった結果、左中間スタンドの上段に飛び込んだ
森下選手は、ホームランを打った瞬間から確信を持ってダイヤモンドを駆け抜ける姿を見せ、「この2試合を見ていると、広島も点を取るのに苦労しているように感じた
先制点が取れれば試合を優位に進められると思っていた」とその重要性を語った
中盤まで接戦が続いたこの試合、森下選手は1死二塁の得点圏の場面で、「それほど真っすぐで押してくる投手ではない」と分析し、左腕の森投手が投げたチェンジアップを狙い打ちした
今回のホームランは、5月20日の巨人戦以来、11試合ぶりのアーチとなった
試合の序盤での活躍がその後も続き、第8回の打席でも2死一塁から中前打を放ち、4番の佐藤輝選手の中押し3ランを呼び込む存在となった
さらに、9回には三塁内野安打を記録し、5月5日の巨人戦以来、21試合ぶりに7度目の猛打賞を達成
これにより、阪神は3連勝を飾り貯金を2桁に乗せ、交流戦に臨むべく良い状態でチームを仕上げた
森下選手は試合後、「3連勝とは言わず、勝てば勝つほどいいと思っています
一戦、一戦、丁寧に準備をして戦っていきます」とコメントし、さらなる連勝を目指す姿勢を見せた
阪神が強さを発揮したこの試合は、早い段階での先制が非常に効果的だったことが証明されました。森下選手の活躍によって、チーム全体の士気も高まり、今後に向けての好スタートとなりました。相手のピッチャーを見極めることができている点も評価されますが、次の交流戦でどのように戦うかが注目されます。
キーワード解説
- フルスイングとは？：バッターが全力でスイングをすること。打球の飛距離を伸ばすために重要な技術です。
- 得点圏とは？：得点を挙げるチャンスがある場合のランナーがいる塁のこと。特に2塁や3塁にランナーがいる時のことを指します。
- チェンジアップとは？：投手が投げる球種の一つで、ストレートと似たフォームで投げるが、速度が遅くなることで打者を惑わす技術です。
- 猛打賞とは？：1試合で3本以上の安打を打つことを指し、特に試合において重要な存在感を示す指標の一つです。
