中日・落合2軍監督が選手の個々の成長を強調、阪神戦の零封に反省の弁

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◇ウエスタン・リーグ 中日0―1阪神(6月1日)中日は1日、阪神とのウエスタン・リーグ戦で0―1と敗北を喫しました

これで今季3度目の零封負けとなりましたが、落合英二2軍監督は試合後に打者たちに対し、1軍のレベルを意識して個々が成長する重要性を訴えました

中日2軍の打線は、同リーグでトップとなる打率2割6分3厘を記録していますが、阪神先発の早川投手による150キロを超える直球とスライダーのコンビネーションに完封され、三塁を踏むこともできませんでした

得点機は4回と5回に訪れましたが、有効に活かすことはできませんでした

選手たちの悔しさ

4回の好機で凡退した浜将乃介外野手は「3番起用でしたので、何とかしたかった」と試合を振り返り、無安打だった辻本倫太郎内野手も「1打席目に立ったときに『違うな』と思ったことをすぐに対応していきたい」と次戦に向けて改善の意欲を見せました

個の成長の重要性

落合監督は先月18日の阪神戦でも早川に苦しんだことを挙げ、「前回もやられてますし、打ち崩せなかったということを冷静に受け止めています」と述べました

2軍チームはこの日で50試合を消化し、貯金16で首位に立っていますが、落合監督は「勝ち負けを気にしているわけではない」と冷静な姿勢を崩しませんでした

監督は「2軍ではチームのことは考えなくてよい

『チームのために』という考えは1軍でレギュラーを取った選手がやるもの」とし、個々の打者としての成長に重点を置く方針を示しました

様々なタイプの投手を自分の形で打つ能力を向上させ、特に1軍で活躍する投手に対しては目の色を変えて挑んでほしいと期待を寄せています

今回の試合では中日2軍が零封されたことにより、選手たちの成長の必要性が改めて強調されました。監督の言葉には、チーム全体ではなく個々の力を伸ばすという意図があるようです。選手たちにとって、今後の試合でこの経験を生かし、さらなる成長が期待されます。
ネットの反応

中日の落合2軍監督が選手に対して1軍レベルの意識を求める発言をしたことに、多くのファンが反応しました

コメントの中で、多くの人が二軍の選手たちには個々のレベルアップが求められており、それが一軍でプレーするためには必須であると一様に認識しています

特に、一軍打線の調子が悪いため、二軍で活躍する選手の力が必要とされていますが、現状の選手たちは少し淡白に映るとの意見もありました

また、コメントの中には特定の選手を育成してほしいと期待する声もあります

例えば森選手や鵜飼選手に対して期待を寄せる一方、選手たちの成長が実感できていないという不安の声も多く聞かれます

その中で、速球に弱い選手たちが多いことや、スイングスピードの改善が求められるという具体的な指摘が目立ちました

データ分析に基づいた意見もあり、速球に振り負けていることが一軍での成績に結びついていないとの見解も示されています

さらに選手同士やコーチとのコミュニケーションの重要性が強調されており、チーム内の風通しが良くないと感じるファンが多く見られました

特に、井上監督との連携や選手への言葉掛けが不十分であると感じている人が多く、選手のモチベーションを高めるためには、監督やコーチの役割が重要であるとの意見がありました

落合監督には韓国リーグやロッテでの指導経験からさらなる成長が期待されていますが、具体的な結果を残すためには、選手育成や打撃コーチの選定などの改革が必要だとの声が多く、今後の動向に注目が集まっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 二軍はどちらかというと個人個人のレベルアップしていかないといけない場所
  • 森駿太選手を強打者に育てて下さい!!
  • スイングスピードが遅いのではと思っています。
  • 根尾投手の回跨ぎであったり、ロングリリーフの件など、コミュニケーションは取れてるのか疑問です。
  • 結局これなんだよ、石川選手を筆頭に速球が打てない。
キーワード解説

  • 2軍監督とは?野球チームにおいて、主に若手選手を育成する役割を持つ指導者のこと。
  • ウエスタン・リーグとは?日本のプロ野球における2軍リーグで、各球団の2軍チームが競い合うリーグのこと。
  • 零封とは?試合において、一方のチームが得点を挙げることなく試合を終えることを指す。
  • 打率とは?野球で選手が何度打席に立って安打を打ったかを示す指標で、高いほど打撃が優れている。

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