ソフトバンク・重松凱人が打撃向上を目指す、新たな挑戦と奮闘の日々

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育成3年目を迎えたソフトバンク・重松凱人外野手(25)が、新たな打撃スタイルの確立に取り組んでいる

松山秀明2軍監督(58)からバッティングにおける「バットに当てること」の重要性を教えられ、彼の打撃にしぶとさが追加された

ライバルの山本恵大外野手(25)が先に支配下登録を果たしたが、重松も背番号を2桁にし、自らのプレースタイルを磨くため、筑後ファーム施設で最先端のトレーニングに励んでいる

重松は、身長1メートル87センチ、体重98キロの大型外野手であり、50メートル走を「6秒切る」という俊足を誇る

中学時代には110メートルハードルで全国大会に出場した実績も持つ

昨年、2軍で公式戦デビューを果たし、豪快なスイングが自分の強みだと話す重松は、松山2軍監督から「長打は確率よく打てるものではない」と教えられた

監督は重松に「足が速いのだから、バットに当てて何かが起きる

バットに当てることにフォーカスしてみたらどうか」とアドバイスを受けた

重松はこの言葉を胸に、打席でしっかりとバットを振り続け、今春キャンプからしつこい打撃を意識して取り組んでいる

5月7日のウエスタン・リーグ広島戦では、1-0の4回に打点を挙げるなど、着実に成果を上げている

重松は、4月にライバルの山本が支配下登録されたものの、自身も4月上旬には2軍で3割前後の高打率を記録していたが、現在は2割台前半に低下している

「競り負けた自分が悪い」と反省の意を示しつつも、筑後ファームでは最先端の打撃練習用マシン「アイピッチ」を使用した16段階の打撃検定に挑戦している

さまざまな投手の球質や変化球の軌道を再現できるこの機器を使い、技術を磨いている

重松は、135キロの直球を打つレベル1から始まり、難易度を上げつつ、今年のトップのレベル12を達成

直球と2種類の変化球を20球中14球をフェアゾーンに飛ばすという課題をクリアした

彼は「検定を受けるのは必須で、実践力を高めるためにも重要だ」と述べている

そして、最高レベル16の合格ラインである150キロの直球に挑む準備を続けている

重松は4月で25歳となり、厳しい環境が待ち受けていることを感じている

「若い選手の方がチャンスをもらうことが多い」と語りつつ、自らが打撃で何かを起こすという挑戦を続けている

この道を信じて前に進む重松の姿勢は、今後のプレーに注目を集めている

重松選手の挑戦は、特に若手選手にとって励みとなる内容です。自らの課題を見つけ、解決策を模索し続ける姿勢は、プロのスポーツ選手に必要な要素だと感じました。今後も彼の成長と活躍に期待したいです。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?育成選手の育成を目的としたドラフト制度であり、選手の育成に特化した契約を結ぶものです。
  • バッティングの重要性とは?打者がボールを打つことができれば走るチャンスが生まれ、ヒットや得点を狙うことができるため、非常に重要です。

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