彼の指導に当たっているのは、60歳の川相昌弘二軍野手総合コーチ
このコーチは、石塚の成長に手応えを感じており、「まだまだ粗削りな部分はあるが、近い将来には大きく飛躍する可能性を秘めている」と述べている
石塚の最大の魅力は、高校時代に通算26本のホームランを記録した打撃力だ
川相コーチは、「彼は強さを持って振るだけではなく、状況に応じた打撃ができる『野球脳』も持ち合わせている」と強調している
この「野球脳」とは、試合の状況や相手投手の特徴に応じて自身の打撃スタイルを変える能力を指す
さらに、石塚は3月に左手首の有鉤骨を骨折し手術を受けたが、その後の回復は順調で、5月28日のロッテとの二軍戦では「1番・遊撃手」としてスタメン出場
初打席でファーム初安打を記録した
その後の打席では、逆方向の右翼へヒットを放つなど、高卒1年目の選手として期待を超えるプレーを見せた
公称身長182センチ、体重84キロの石塚は、すでに約10キロの増量を達成し、現在は90キロ台に達している
この体格を生かし、先輩遊撃手・坂本勇人の後継者としての役割を担う素質も十分に備えている
川相コーチが特に評価している点は、石塚の内野守備への姿勢や意識の高さだ
昨年まで一軍で使用されていた“板グラブ”を用いたハンドリング練習を二軍でも継続しており、石塚はその練習に積極的に取り組む姿勢を見せている
川相コーチによれば、「石塚は動きがよく、脚力もあり、足腰が強い」とコメント
高卒1年目であるため、まだ課題も多く残るが、例えば短い距離での送球に関しての“ショートスロー”や、チームプレーに関する理解も重要なポイントとして挙げられている
また、阿部監督は、キャンプ前から「石塚は、しっかりと川相さんに指導を任せる」と言明している
川相コーチ自身も高卒で巨人に入団し、かつては二軍で指導を受けた経験がある
今度は自分が若い才能を育てる番であり、石塚と共に進化していくそのプロセスに、ファンの期待も高まっている
石塚裕惺選手の成長には目を見張るものがあります。若手選手が短期間に実力をつけるためには、指導者との信頼関係も重要です。川相コーチの指導方法を見る限り、彼の成長には期待が持てるでしょう。また、実戦でのパフォーマンスも良好で、今後の活躍が待ち遠しいです。
ネットの反応
コメントでは、多くのファンが石塚裕惺選手の成長を期待し、早い段階での一軍デビューを望んでいることが伺えます
川相昌弘コーチによる「大きく羽ばたく可能性がある」という評価は、石塚選手が持つ潜在能力の高さを示しており、ファンたちもそれに共感している様子です
特に、「今は泉口が頑張っているが、石塚選手の一軍入りが待ち遠しい」といった意見があり、泉口選手との競争に注目が集まっています
また、「攻守に高卒ルーキーとは思えないレベル」と称賛する声もあり、石塚選手の技術に期待を寄せるコメントが多数見受けられました
さらに、「ショートで勝負して欲しい」という意見や、「坂本選手を超える成績を残してほしい」という期待もあり、未来の巨人のスター選手として指名されています
加えて、守備力や身体能力についても高い評価があり、一軍での活躍に必要な基礎技術の重要性を訴えるコメントも多く見られました
「守備が安定していると使いやすい」との指摘は、石塚選手が長期的にチームに貢献するために必要な要素として、多くのファンの賛同を得ています
多くのコメントが、その成長過程において川相コーチの指導を重視しており、基礎技術をしっかりと身につけてほしいという期待感が漂っています
全体として、石塚選手の成長が、巨人の未来を担う重要な要素とみなされており、ファンはその成長を熱心に見守っています
ネットコメントを一部抜粋
今は泉口が頑張っている。だが、成長している右打者が少ない。
攻守に高卒ルーキーと思えない
石塚君にはあくまでショートで勝負して欲しい。
石塚選手スターになって下さい
高卒1年目でありながら、守備も打撃も一定以上のレベルにあると思う。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?:プロ野球チームが選手を新たに仲間に入れるための特別な選考で、一年に一度行われるイベントです。特に1位指名は、その年の中から最も評価された選手に与えられる特権です。
- 野球脳とは?:試合中に相手の特徴やゲーム状況を考慮し、自分の行動を適切に判断する能力のことです。この能力が高い選手はより効果的にプレーできます。
- ハンドリングとは?:野球において、ボールを正確に捕球したり、迅速に送球したりするための技術を指します。特に内野手にとって重要なスキルです。

