西武・佐々木健が支配下契約を結び、実戦復帰を果たす
西武ライオンズは、2025年6月3日、29歳の投手・佐々木健選手との支配下選手契約を結んだことを発表した彼は2020年のドラフトで2位指名を受けて入団し、2024年は育成契約でリハビリを行っていた
新たな背番号「49」を背負う佐々木選手はチームの強化に向けて意気込んでいる
佐々木選手は青森県立木造高から富士大、NTT東日本を経て西武に入団
デビューシーズンの2020年には37試合に登板し、3勝0敗5ホールド、防御率は3.03という成績を残している
しかし、2023年8月に受けた左肘内側側副靱帯再建術(いわゆるトミー・ジョン手術)により、長期間のリハビリを余儀なくされていた
今年の春に実戦復帰を果たした佐々木選手は、イースタン・リーグでの10試合で防御率0.00という素晴らしい成績を記録した
支配下復帰について、「素直にうれしい気持ちですが、好調な投手陣のなかに割って入らなければならないという気持ちが強いです
初日から戦力になれるようがんばります」と述べた
また、広池浩司球団本部長は、佐々木選手の復帰について「2023年の7月から行われたリハビリが成功し、実戦においても数字を残しています
彼はもともと球種が豊富で、出力も回復していますので、試合後半のさまざまな場面での活躍を期待しています」と期待を寄せた
西武・佐々木健選手の復帰は、選手自身のみならず、チームにとっても大きな意味を持つ。彼は昨年の手術からの復帰を果たし、素晴らしい成績を残しているが、好調な投手陣の中で自らの位置を確立することが求められる。復帰後の活躍に期待が寄せられる中、今後の成長に注目したい。
キーワード解説
- 支配下選手契約とは?選手がチームに正式に登録される契約で、普段の試合や練習に参加できる権利を持つ。
- トミー・ジョン手術とは?肘の内側にある靭帯を再建する手術で、投手の選手に多く行われる。

