この試合の勝利によって、DeNAは交流戦初戦を勝ち取ったと同時に、貯金は今季最多の6に伸ばし、達成感を得ている
また、指名打者（DH）制度が導入された試合では、昨季から数えて10連勝となった
試合は悪天候の影響で開始時間が1時間繰り下げられたが、DeNAは冷静な応対を見せた
試合は1回から始まり、打線が活発に動き出す
2番打者のオースティンは、続く佐野と牧とともに3連打を決め、満塁のチャンスを作り出す
そして、宮崎の併殺崩れの間に1点を先制した
しかし、楽天も負けじと反撃に出る
4回には先頭の宮崎が内野安打を決め、遊撃手宗山の悪送球もあって無死二塁の好機を作る
そこに、約1か月ぶりの1軍復帰を果たした筒香が登場し、復帰後初のスイングで逆方向へ快音を響かせ、左前打でチャンスを広げる
この流れから度会の犠牲フライで勝ち越しに成功
だが、またもや試合は白熱した
5回には2死満塁の場面で、筒香と度会が連続して押し出し四球を選び、勝ち越し
さらに6回2死二塁では、佐野が右翼席中段へ3戦連続打となる4号2ランを放った
仙台で初めてのホームランに、彼は「自分のスイングができたし」と満足感を口にした
投手陣では、先発の東が安定した投球で試合を作った
雨の影響を受けながらも、2回には森敬の悪送球からピンチを作り、宗山の犠牲フライで同点に追い込まれるも、その後は落ち着いた投球を見せる
7回を投げて3失点（自責2）を記録し、6勝目をマークした
試合の終わりを見て、東は「開始時間が遅れたり、マウンドのコンディションが良くなかったが、崩れずにイニングを投げられた
点も取ってもらい、野手のみんなに感謝したい」と試合を振り返った
8回はウィック、9回は入江が締め、投打がかみ合い、危なげなく勝利を収めた
スタメンメンバーは以下の通り
| 打順 | ポジション | 選手名 |
|---|---|---|
| 1 | 中 | 桑原 |
| 2 | 一 | オースティン |
| 3 | 左 | 佐野 |
| 4 | 二 | 牧 |
| 5 | 三 | 宮崎 |
| 6 | 指 | 筒香 |
| 7 | 右 | 度会 |
| 8 | 捕 | 山本 |
| 9 | 遊 | 森敬 |
| 投 | 東 |
ネットの反応
横浜DeNAベイスターズが今回の交流戦初戦で9連勝を果たし、今季最長の5連勝を達成したことに対し、多くのファンからのコメントが寄せられました
特に、先発投手の東選手に対する評価が高く、悪天候の中でも粘り強く7回を投げ切ったことは素晴らしい成果として称賛されています
「本当にありがたい」との声が多く、選手の奮闘を感じるコメントが目立ちました
さらに、打線の強化についても触れられ、DH制度があることで攻撃力が増しているとの意見が寄せられました
「良い攻撃でした」との評価が印象的です
チームの成長に対する期待も強く、「明日も勝つぞ」との前向きな言葉が溢れています
他方で、同じリーグのタイガースに対する競争意識も感じられ、「阪神が敗けない」といったコメントもあり、順位への影響を気にかけるファンの姿が伺えました
また、東選手自身の投球に対し「エースの貫禄」と評価する意見もあり、チーム全体の士気が向上していることが伺えます
最後に、選手たちの今後の活躍に期待を寄せるコメントが多く見られ、特に「交流戦で貯金を増やしたい」という希望が強調されていました
このように、ファンの関心と応援が非常に盛り上がっている印象があります
ネットコメントを一部抜粋
東はグラウンドコンディションが悪い中でも長いイニングを投げてくれることは本当にありがたい。
タイガースも敗けないからゲーム差縮まらない。
こういうところエースだなってほんと思います。
スタートダッシュはあまり良くなかったですが、投手が安定してきたおかげでいい試合ができるようになってきた気がします。
東が粘り、佐野が打って快勝。
キーワード解説
- 指名打者（DH）制度とは？：主に打撃に特化した選手が守備をせず、打席に立つことができる制度で、戦略的に打撃力を強化するために用いられます。
- 犠牲フライとは？：野手が打球を打ってフライアウトとなりながらも、他の走者（塁上の選手）がその間に進塁や得点ができるプレーのことです。
