パシフィック・リーグの二軍選手に訪れるチャンス:小野泰己選手の奮闘

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2025年のプロ野球シーズンが開幕してから約2ヶ月が経過した

各チームでは主力選手の不調や故障などのアクシデントが発生している中、ファーム(育成選手層)で過ごす選手たちにとってはチャンスが到来している

特に昨年から一軍出場の機会がない選手にとって、一軍昇格を果たすことは何としてでも成し遂げたい目標となる

この機会を利用して、一軍昇格を狙うパシフィック・リーグの投手について紹介する

小野泰己選手(オリックス・バファローズ)

・投打:右投右打・身長/体重:184cm/83kg・生年月日:1994年5月30日・経歴:折尾愛真高 - 富士大・ドラフト:2016年ドラフト2位小野泰己選手は、オリックス・バファローズに所属する31歳の投手である

昨季は一軍での登板がなかった彼にとって、2025年シーズンは正念場となる

小野選手は富士大学から2016年ドラフト2位で阪神タイガースに入団し、ルーキーイヤーから一軍デビューを果たした

2018年には23試合に登板し、126回1/3を投げて7勝7敗、防御率4.77というまずまずの成績を収めた

しかし、課題も抱えており、同年にはリーグワーストの10暴投や81与四球を記録している

以降、右肘の故障や制球の問題に悩まされ、一軍での登板機会は減少

2022年には5試合の登板にとどまり翌年オフには戦力外通告を受けた

その後、オリックス・バファローズで育成選手として再出発し、開幕直後に支配下復帰

しかし、5試合の登板で防御率6.00と期待された成績を残せず、再び育成契約となった

昨季の二軍では27試合に登板し、1勝1敗、防御率2.08、奪三振率10.04という好成績を残したものの、支配下復帰は果たせなかった

今年の季節は彼にとって厳しい戦いが続いている

プロ野球のシーズンが進む中で、選手にとってのチャンスが生まれることは重要です。特に、小野泰己選手のように昨年一軍での出場がなかった選手にとっては、正念場となります。彼はファームでの成績が良いため、その実力を一軍で発揮できることを期待したいです。彼自身の努力と結果が今後どのように実を結ぶのか注目です。
キーワード解説

  • ファームとは?選手育成のための下部組織、二軍のことであり、一軍に昇格するための選手たちが成長する場です。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えているかを示す指標で、数字が低いほど好成績を表します。
  • 奪三振率とは?投手が試合において三振を取る割合を示す数字で、一般的に高いほどその投手の実力が高いことを示します。

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