先発投手の大瀬良大地選手(33)が4回で11安打、6失点と大きく崩れ、今季4敗目を喫しました
大瀬良は今季開幕からこれまでの9試合で、全て2失点以下に抑えていた状態から一転し、4回に打者11人に対し猛攻を許しました
試合の経過
この試合の広島の先発、大瀬良は初回に三者連続三振を奪う好投でスタートしかし、2回、3回には走者を許しながらも何とか抑えました
しかし、4回に急変
先頭打者の杉本選手から始まり、無死満塁のピンチとなる中、紅林選手の飛球が二塁・菊池選手と右翼・末包選手の間に落ち、2点を先制されます
さらには、若月選手からも適時二塁打を浴び、この回だけで6失点を記録
相性の悪さが続くオリックス戦
大瀬良はこの日、直球を中心にカットボールやフォーク、シュート、スライダーなど多彩な球種で抑えにかかりましたが、制球に課題を抱え、要所で高めに浮いた球を痛打されてしまいましたこれで、オリックス相手に通算5試合で無勝利(0勝4敗)、防御率は6.41と相性が良くありません
監督の期待と今後の課題
試合後、新井監督は「立ち上がりは申し分なかったが、その後全体的に球が高かった」と振り返りつつ、次回の登板に期待を寄せました大瀬良が本来の安定感を取り戻し、チームに好循環をもたらすことができるかが今後の注目点です
打線の奮闘も限界
打線の一本は8回に小園海斗選手(24)が右翼線へ適時二塁打を放ったものの、得点はこれだけで、試合全体を通じてオリックスの投手陣を打ち崩すことができませんでしたこれで、このカードは1勝1敗となりました
広島がオリックスに敗北した試合では、大瀬良選手の投球が受難を迎えました。特に4回に6失点を喫し、自身の防御率も悪化しました。新井監督のコメントからは次回の登板への希望が感じられ、ファンも期待していることでしょう。
キーワード解説
- 交流戦とは?プロ野球のシーズン中に、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦することで、各チームが異なるリーグのチームと戦う機会を得る形式です。
- 防御率とは?投手が何イニング投げて、どれだけの得点(失点)を許したかを示す指標で、低い方が優れた投手とされています。
- 連敗とは?同じチームが複数試合続けて負けることで、特にシーズン中のチームにとっては士気を下げる要因となります。

