中日ドラフト1位金丸夢斗、プロ初勝利は持ち越しも安定した投球を披露

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2025年6月5日、ソフトバンク対中日戦がみずほペイペイドームで行われました

この試合で、中日のドラフト1位新人・金丸夢斗投手が先発しました

金丸選手は、6イニングを投げて5安打4失点という結果でしたが、初回に4点を失ったため、プロ初勝利は次回に持ち越されることになりました

金丸選手は、初回の先頭打者である周東選手に左前打を許し、続く柳町選手の右中間を抜ける二塁打で1点を失いました

さらに、続く打者である中村晃選手に四球を与え、二死一・三塁に

続いて打席に立ったのは、前日にも本塁打を放った野村選手

金丸選手はフルカウントの末、直球を投じたところ、野村選手に左中間スタンドに3ランを打たれ、初回に4点を失います

しかし、その後金丸選手は立ち直り、2回以降は無失点を維持

5回には、1番打者の周東選手を直球で見逃し三振にし、今宮選手は変化球で空振り三振、柳町選手を直球で3球三振に取るなど、圧倒的なピッチングを見せました

6回にはプロ初の100球を超える107球を投げ、7奪三振という自己記録を更新しました

デビュー戦の5月5日からこれまでの3試合で、金丸選手は合計18イニングを投げて4失点(自責点3)、防御率は1.50と安定した投球を見せています

しかし、交流戦での初マウンドで初回の失点が響く形になりました

金丸選手の初回の失点は確かに痛手でしたが、その後の投球が素晴らしかった点は評価に値します。特に5回の三者凡退は、今後の成長を期待させる内容です。次回の登板で初勝利を挙げられるかが楽しみです。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?:プロ野球選手を育成するために各球団が選手を選ぶイベントで、最初に選ばれた選手のことを指します。
  • 防御率とは?:投手が自責点(自分の投球によって失点した点数)を許した回数を反映した指標で、低ければ低いほど優れた投手とされています。
  • 三振とは?:バッターがボールを打てずに三回アウトになること。このとき投手はバッターに対して優位な立場と言えます。

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