日本ハム細野投手、初回の不穏な立ち上がりも投げ切りの道を模索

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◇交流戦 日本ハム―阪神(2025年6月5日 エスコンF) 日本ハムの若き先発投手、細野晴希(23)が交流戦において、緊張感あふれる初回を迎えた

試合開始のホイッスルとともにゲームが進行する中、細野は先頭打者の近本にストレートの四球を与え、6球続けてボールを投じるという荒れた立ち上がりを見せた

四球はその後も続き、中野と森下にも連続して与え、球場の雰囲気は緊迫感に包まれた

無死満塁の状況下で、佐藤輝を遊飛に打ち取ったものの、続く大山にストレートの四球を与え、押し出しで先制点を献上

さらにヘルナンデスには右前適時打を許し、初回にして早くも2失点を喫する結果に

ようやく冷静さを取り戻した細野は、熊谷を150キロの直球で空振り三振に仕留め、木浪も遊ゴロに打ち取るなど、何とか初回を終えた

細野投手は、ルーキーイヤーの昨年6月18日の阪神戦で、5回途中1失点の好投を見せていたが、この日はプロ通算5度目の登板で初勝利を狙っていた

細野は試合前に「僕だけの力ではどうにもならないので、あまりとらわれすぎないようにします」と冷静な心構えを語っていた

この記事では、日本ハムの細野投手の初回の立ち上がりとして緊張と焦りが見えた様子が印象的で、プロ初勝利を果たすためにも冷静さが求められる姿勢が紹介されている。これからの試合に向けて、細野がどのように調整していくのかが楽しみだ。
キーワード解説

  • 四球とは? ピッチャーが打者に投球した際、ボールがストライクゾーンを外れた場合に与えられるもので、4回ボールを与えると打者が歩いて出塁することを指します。
  • ストレートとは? ピッチャーが力強く投げる、質の高い直球で、通常最もスピードが出る球種のことを指します。

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