石川投手は今季、福岡ソフトバンクホークスからフリーエージェント(FA)で加入し、そのパフォーマンスに多くの期待が寄せられていましたが、ここまでの6試合で防御率4.03と成績は振るわず、0勝2敗にとどまっていました
この試合では、石川投手は2回に2アウトから連続フォアボールを与え、一時は1、2塁のピンチを招きました
しかし、元チームメートである甲斐拓也選手をピッチャーゴロに打ち取り、先制点を許しませんでした
石川投手のピッチング内容
試合の流れが石川投手に有利に働いたのは、5回に入ってからです5点の大量リードを背負った彼は、先頭打者に2ベースヒットを許しますが、その後は冷静にプレーし、再度甲斐選手との対戦でもフライで打ち取り、後続もフライで抑えました
さらに、7回にも先頭にヒットを出されるものの、続く丸佳浩選手をダブルプレーに仕留め、ピンチを脱出
特筆すべきは、甲斐選手とのこの日3度目の対戦でショートゴロに打ち取ったことです
投球スタッツ
| イニング | 球数 | 被安打 | 与四死球 | 失点 |
|---|---|---|---|---|
| 7 | 93 | 3 | 4 | 0 |
石川投手の好投は、彼の成長と適応の証と言えるでしょう。元チームメートとの対決である甲斐選手に対するピッチングも、心理的な緊張感があったはずで、それをものともせずに勝利への道を開いたことが素晴らしいです。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?選手が在籍していたチームとの契約が終了し、他チームと契約する権利を持つこと。
- 防御率とは?投手が投げたイニング数に対して、与えた得点の割合を示す指標で、低いほど優れた投手と言える。

