ロッテ・石川投手が巨人・甲斐選手との初対戦で7回無失点の快投

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◇プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ5-3巨人(4日、ZOZOマリン) 4日、プロ野球のセ・パ交流戦において、ロッテの石川柊太投手と巨人の甲斐拓也選手が初対戦を果たしました

石川投手は今季、福岡ソフトバンクホークスからFA(フリーエージェント)で移籍し、甲斐選手とは過去8シーズンでバッテリーを組んでおり、162試合を共にした関係です

そのため、両選手の初対戦には注目が集まりました

試合は0対0のまま迎えた2回、巨人が2アウト1、2塁のチャンスを作り、甲斐選手が打席に立ちました

初対戦ということで球場の期待が高まる中、石川投手は投げたフォークボールで甲斐選手をピッチャーゴロに打ち取り、万全の守りで初回のピンチを凌ぎました

その後、ロッテが5点のリードを奪った5回、再び2アウト2塁の場面で甲斐選手が登場

しかし、1-1からの3球目のストレートで詰まらせ、ショートフライに終わります

甲斐選手は石川投手との長年の関係から理解し合う部分も多いものの、その読みを上回る石川投手の技術が光りました

7回、石川投手は再び甲斐選手と対峙

2アウト1塁の場面での2球目、石川投手が投げた143キロのストレートで甲斐選手をショートゴロに打ち取り、無失点で試合を投げ抜きました

この結果、石川投手は移籍後初の勝利を手にしました

テンポの良い投球が目立った石川投手は、93球を投げ切り、甲斐選手とのバッテリー経験が活かされた完璧なピッチングを見せました

今後の成績にもさらなる期待が寄せられます

今回の試合は、移籍選手同士の対決であるため特に注目されました。石川投手が甲斐選手を全て抑えたことで、彼の成長が証明されたとも言えます。今後の試合でも彼の投球に期待したいところです。
キーワード解説

  • FAとは? - フリーエージェントの略で、選手が移籍先を自由に選べる制度です。
  • ピッチャーゴロとは? - ピッチャーが投げたボールが打者によって打ち返され、ピッチャー自身が捕球してアウトを取ることを指します。
  • ストレートとは? - 投手が投げる直球のことで、速さが特徴です。また、スピードとコントロールが求められます。

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