大瀬良は今季最も悪い内容となる4回11安打6失点で、これが今季の4敗目(2勝)となった
初回は3者三振を奪うなど、立ち上がりは良好だったが、成績が狂い始めたのは第4回
無死一、三塁の場面で、オリックスの紅林が放った打球は右翼線にポトリと落ち、2点の追加点を奪われた
その後も大瀬良は、1死を奪うまでに5安打と1四球を許し、合計で4失点を喫する結果となった
この回だけで7安打を打たれ、すでに6失点となってしまった
昨年の交流戦では、ロッテ戦において無安打無得点試合を達成するなど、3試合でわずか1失点(自責0)の防御率0・00をマークしていたが、今年は初戦でつまずいてしまった
また、打撃陣も冴えず、オリックスの先発・田嶋大に対し、6回でわずか3安打無得点という苦しい展開に
8回にはようやく打線が反撃を見せ、代打・羽月が左中間に二塁打を放つと、続く小園が右翼線に適時二塁打を放ち、ようやく1点を返したものの、大瀬良の不調の影響で試合は敗北に終わった
広島の先発・大瀬良が苦しいピッチングを強いられた試合となり、昨年度の好調さが嘘のように崩れてしまった。彼の不振により、チーム全体の士気にも影響が出る可能性があるため、今後の立て直しが重要となるだろう。
キーワード解説
- 先発投手とは? 投手の中でも特に試合の先頭を任される重要な役割のこと。チームの流れを左右するため、結果が求められる。
- 防御率とは? 投手がどれだけの失点を許したかを示す指標で、低いほど良いとされる。通常、1試合あたりの自責点を基に算出される。
- 二塁打とは? 打球が塁間を越え、選手が一度に二塁に到達することで、得点の可能性を増す重要な打撃の一つ。

