ヤクルトは「2点の呪縛」を断ち切り、4回に沢井廉外野手（25）の本塁打でチームに3点目をもたらした
この本塁打は、チームにとって実に15試合ぶりの3点目という記録的なものであった
試合の流れ
試合は4回、2死の場面で打席に入った沢井が、西武の投手・菅井の直球を見事に捉え、右翼席に飛ばしたこの一振りで「力まず打つことができました
追加点を取れてよかったです」と語る沢井は、チームに久々の得点をもたらした
試合後、高津監督ともハイタッチを交わして喜びを分かち合った
得点の苦しみを乗り越えたヤクルト
ヤクルトは5月18日のDeNA戦から14試合連続で2得点以下という不名誉な記録を更新していたこの間、打順を14通りも組み替えたが、得点圏打率はわずか1割5分7厘と、決定打に欠けていた
そんな中で、沢井がチームにとって大きな意味を持つ一発を放ち、不名誉な記録に終止符を打った
その他のハイライト
また、3回にはお馴染みの伊藤選手がプロ初本塁打となる1号先制ソロを放ち、さらにサンタナ選手も2死一塁から左翼フェンス直撃の適時二塁打を記録しており、チーム全体の士気が上がっていることもうかがえるヤクルトの最近の試合での低迷ぶりが続いていましたが、この試合では沢井選手の本塁打があり、久々に得点が増えました。若手選手の活躍がチームに活気を与える可能性を秘めています。
キーワード解説
- 得点圏打率とは？：得点圏打率は、得点を挙げるチャンスでの打者の打率を示す数字です。特に重要な場面での打撃力を評価するために使われます。
- 本塁打とは？：本塁打は、打球が外野フェンスを越えて直接得点になるヒットのことを指します。チームの得点力や試合の流れを大きく左右します。
