楽天・大内誠弥、プロ初登板で無失点の快投

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◇7日 交流戦 巨人―楽天(東京ドーム) プロ2年目の右腕、大内誠弥投手(19)が東京ドームで行われた巨人戦において、プロ初登板初先発を果たしました

大内は4イニングを投げ、1安打無失点という素晴らしい成績を残しました

この試合では、5回以降も続投が期待されましたが、0―0の場面で代打が送られたため、勝敗は付きませんでした

試合の序盤、大内は投球練習での初球がすっぽ抜けてバックネットを直撃し、スタンドからは驚きの声が上がりました

しかしその後、彼は気持ちを切り替え、安定した投球を続けました

カーブやチェンジアップなどの変化球を交えながら、わずか1本のヒットを許すだけで、100キロを超えるスピードを武器に巨人打線を抑え込みました

彼の投球は合計61球で、最速148キロを記録しました

試合後、大内選手は「初めは緊張で頭がぼーっとしてしまいました

ボールがすっぽ抜けたのは焦りましたが、それを乗り越えられて良かったと思います

ストレートのコントロールには課題がありますが、この経験が成長につながると信じています」とコメントしています

大内選手は宮城県東松島市の出身で、5歳の時に東日本大震災を経験しました

その後、日本ウェルネス高校を経て、昨年のドラフト7位で楽天に入団しました

ちなみに、今回の先発は元々荘司康誠投手の予定でしたが、彼がコンディション不良となったため、大内選手が急遽先発に抜擢されました

彼は前日の6日に東京ドームでのブルペン投球を行い、準備を整えて臨みました

大内選手のプロ初登板は、非常に印象的な出来栄えでした。特に、序盤の緊張を乗り越えた姿勢は、今後の成長を感じさせます。彼が無失点で投げ切ったことは、今後の彼のキャリアに大きく影響を与えるでしょう。楽天の将来に期待が高まります。
キーワード解説

  • プロ初登板とは?プロ選手にとって、公式戦での初めての出場を指します。この機会は選手にとって大きな意味を持ち、将来に向けてのステップとなります。
  • 無失点とは?試合中、相手チームが得点を得ることなく、投手が投げることを示します。特に無失点での投球は投手の実力を示す重要な指標となります。
  • 変化球とは?直球以外のボールのことを指し、カーブやスライダーなどがあります。これらをうまく投げ分けることが成功する投手にとって不可欠です。
  • コンディション不良とは?選手の身体の状態が良くないことを指し、怪我や体調不良、疲労などが原因であることが多いです。これにより試合に出られなくなることがあります。

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