このような状況は、ファームで苦境に立たされている選手にとっては絶好のチャンスとなる
特に、前年のシーズン中に一軍出場がなかった選手たちは、是が非でも昇格を勝ち取りたいと考えている
本記事では、セントラル・リーグに所属する、昨年一軍の出場機会がなかった選手に焦点を当て、その現状を紹介していく
益子京右(横浜DeNAベイスターズ)
基本情報: 投打:右投右打、身長/体重:176cm/95kg、生年月日:2000年12月27日経歴: 青藍泰斗高出身、2018年にドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団チーム内には強力な捕手陣が揃っているため、益子は苦しい立場に置かれている
益子は高校時代、高校通算23本塁打を記録し、その強肩と打撃力で高く評価されて入団した
しかし、プロ入り後はファームでの経験を重ねた後の2021年に一軍デビューを果たし、3試合でプロ初安打を記録したが、その後も山本祐大や戸柱恭孝、伊藤光といった捕手層が厚いチーム事情のため、一軍での出番は限られていた
さらに昨年は若手有望株の松尾汐恩が台頭し、益子は一軍出場のないシーズンを過ごした
今シーズンは、ファーム開幕から攻守でアピールを見せていたが、5月中旬に左有鉤骨骨片切除の手術を受けることになった
無念の戦線離脱を強いられた益子は、まずは万全な状態に戻して2年ぶりの一軍出場を勝ち取りたいと考えている
本記事から見ると、プロ野球選手には多くの試練があると感じます。一軍の座を争うだけでなく、故障や怪我のリスクもついて回ります。しかし、このような競争があるからこそ、若手選手が成長し、ファンを魅了するプレーヤーに育っていく姿は、非常に楽しみです。
キーワード解説
- 一軍出場とは?:プロ野球において、選手が試合に出場して実際にプレーすることを指します。一軍とは、チームの中で最も能力が高い選手たちが所属するメンバーのことです。
- ファームとは?:ファームとは、プロ野球チームが運営する二軍や育成選手を含むリーグのことで、若手選手が成長するための重要な舞台です。ここでの活躍が一軍昇格につながります。
- 捕手とは?:捕手は、試合中にピッチャーの投げたボールを受け止めたり、ランナーの盗塁を阻止する役割を持つ選手で、チームの守備の要となります。

